2023.05.11

2勝3敗で窮地のサンズ…司令塔クリス・ポールは左股関節挫傷で4戦連続の欠場に

司令塔ポール(中央)は第6戦も欠場と報じられた[写真]=Getty Images
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 5月11日(現地時間10日、日付は以下同)。フェニックス・サンズは、翌12日にホームのフットプリント・センターで開催される「NBAプレーオフ2023」のウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第6戦に向けた出場ステータスを発表した。

 現在、サンズはデンバー・ナゲッツとのシリーズを繰り広げており、アウェーで2連敗スタートからホームの第3、4戦をモノにして2勝2敗のタイにしたものの、10日に敵地ボール・アリーナで行われた第5戦を102-118で落としたことで、2勝3敗と相手に王手をかけられている。

 だが次戦を翌日に控えた11日に発表された出場ステータスで、クリス・ポールが左股関節挫傷のため欠場、ディアンドレ・エイトンが肋骨打撲によりクエスチョナブル(Questionable=不確か)となった。

 今月6日(現地時間)に38歳を迎えたポールは、通算15度目のプレーオフを迎えたものの、2日の第2戦の途中で股関節に違和感が生じたことで試合に戻っておらず、翌第3戦から欠場が続いている。

 ポールは第5戦が始まる数時間前に約40分間のワークアウトをこなしており、その試合に敗れた後に第6戦でプレーする可能性があるかと聞かれて「いずれ分かる。努力している」と『ESPN』へ話していたのだが、4試合連続で欠場することに。

 先発ポイントガードを務める大ベテランは、このシリーズ2試合の出場で平均28.9分9.5得点2.5リバウンド5.5アシストを残していた。サンズはキャメロン・ペインがポールに代わって先発入りし、ここまでのシリーズ5試合で平均5.2得点1.6リバウンド3.2アシストを記録も、フィールドゴール成功率34.4パーセント、3ポイントシュート成功率22.2パーセントと苦しんでいる。 

 サンズはデビン・ブッカーがシリーズ平均34.6得点5.4リバウンド7.8アシスト1.0スティール、ケビン・デュラントが同30.8得点10.6リバウンド5.0アシスト1.8ブロックと大暴れ。このチームがナゲッツ相手に第6戦を制してシリーズを第7戦まで持ち込めるかは、この2人の活躍にかかっていると言えるだろう。

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