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NBAの2022-23レギュラーシーズンで、リーグトップの58勝24敗を残したミルウォーキー・バックスは、優勝候補として臨んだ「NBAプレーオフ2023」で第8シードのマイアミ・ヒートに1勝4敗で敗れたことで、ファーストラウンド敗退となった。
その後チームはマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)と決別。アシスタントコーチ(AC)経験豊富なエイドリアン・グリフィンがその後任へ就任し、来シーズン以降に向けて巻き返しを狙っている。
そのバックスは、ヤニス・アデトクンボとドリュー・ホリデー、ボビー・ポーティス、パット・カナトン、グレイソン・アレンこそ来シーズンも契約下にいるのだが、複数の主力選手が制限なしフリーエージェント(FA)として今夏を迎える。
アデトクンボと並ぶ在籍10年目を終えたクリス・ミドルトンはプレーヤーオプションを破棄、不動の先発センターとして貢献してきたブルック・ロペスに加え、ベテラン陣のジョー・イングルズ、ジェイ・クラウダー、ウェスリー・マシューズ、さらにはディフェンスに定評のあるガードのジェボン・カーターもプレーヤーオプションを破棄したことで制限なしFAとなることを決断したと『Hoops Hype』が6月28日(現地時間27日、日付は以下同)に報道。
ただし、NBAインサイダーのマーク・スタイン記者が28日に報じたところ、ミドルトンとロペスはバックスと再契約を結ぶことが濃厚なポジションにいるという。
両者は2021年のリーグ制覇に大きく貢献したコアメンバー。ミドルトンはバックスで3度オールスターに選ばれた31歳のフォワードで、ロペスは在籍5年目を終えた35歳のベテランビッグマン。
そのため、バックスはこの2選手との再契約を最優先事項として今夏のFA戦線へ臨み、さらなる戦力増強をすべく動いていくことが予想されている。
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