2024.04.10

NBA史上初の珍事発生…セルティックスがバックス戦でフリースロー試投0本

バックスのフリースロー試投も2本に終わった [写真]=Getty Images
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 4月10日(現地時間9日)、ボストン・セルティックスが敵地のファイサーブ・フォーラムでミルウォーキー・バックスと対戦。91-104で敗れ、連勝が「5」でストップした。

 イースタン・カンファレンス1位のセルティックスと同2位のバックスによる注目対戦でNBA史上初の珍事が発生した。セルティックスのフリースロー試投が48分間を通じて0本。一方のバックスもヤニス・アデトクンボの2本にとどまり、両チーム合わせた数字は過去最少のものになった。ファウルはバックスが4個、セルティックスが8個。笛が鳴らない“静かな展開”で試合を終えることになった。

『ESPN』によると、バックスのドック・リバースヘッドコーチは「アダム・シルバー(NBAコミッショナー)が一番幸せだよ」と語り、「試合時間は1時間57分。試合を見に来ても夕飯を食べられるからね。信じられない」と皮肉混じりにコメントした。

 これまでフリースロー試投数が少なかったのは、1本に終わった2014年のメンフィス・グリズリーズ、2018年のアトランタ・ホークス、2本を記録した1994年のクリーブランド・キャバリアーズ、2004年のシャーロット・ホーネッツ、2016年のゴールデンステイト・ウォリアーズ。試合を戦った2チームが同時に歴史的な1日を過ごした。

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