2024.05.13

持ち前の攻撃力を発揮したペイサーズがニックスに快勝…シリーズは2勝2敗のタイに

ハリバートンがチーム最多の20得点をマーク[写真]=Getty Images
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 5月13日(現地時間12日、日付は以下同)。ニューヨーク・ニックスとインディアナ・ペイサーズによる「NBAプレーオフ2024」のイースタン・カンファレンス・セミファイナル第4戦が、ゲインブリッジ・フィールドハウスで行われた。

 11日の第3戦で、ペイサーズはホームでニックスの粘りに遭うも、アンドリュー・ネムハードの値千金の3ポイントシュートで抜け出し、111-106で勝利。そして第4戦では最大43点差をつける展開へ持ち込み、最終スコア121-89でモノにし、シリーズ戦績を2勝2敗のタイへ持ち込んだ。

 チーム全体でフィールドゴール成功率56.8パーセント(50/88)、3ポイント成功率45.2パーセント(14/31)をたたき出したペイサーズでは、タイリース・ハリバートンが20得点6リバウンド5アシスト、TJ・マッコネルが15得点10アシスト2スティール、パスカル・シアカムオビ・トッピンが14得点、マイルズ・ターナーが13得点3ブロック、アイザイア・ジャクソンが10得点6リバウンド2スティールをマーク。

 一方、ジュリアス・ランドルボーヤン・ボグダノビッチミッチェル・ロビンソンに加えてOG・アヌノビーもハムストリング負傷のため2戦連続で欠き、満身創痍のニックスは、アレック・バークスが20得点、ジェイレン・ブランソンが18得点5アシスト、マイルズ・マクブライドが16得点を残すも、チーム全体でフィールドゴール成功率33.7パーセント(30/89)、3ポイント成功率18.9パーセント(7/37)に終わった。

 両チームによるシリーズ第5戦は15日にニックスの本拠地マディソン・スクエア・ガーデンで行われる。その試合を制したチームがシリーズ突破へ王手をかけることとなる。

 ペイサーズが勝てば2014年、ニックスが制すれば2000年以来初のカンファレンス・ファイナル進出へあと1勝となるだけに、この大一番をどちらがモノにするかは必見だ。