2024.03.18

「マーチマッドネス」出場のネブラスカ大富永、カンファレンストーナメントのベスト5に選出

カンファレンストーナメントのベスト5に選出された富永 [写真] = Getty Images
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 バスケットボール日本代表の富永啓生(ネブラスカ大学)が、3月18日(現地時間17日、日付は以下同)に幕を閉じた「ビッグテン・カンファレンス・トーナメント」のベスト5に選出された。

 18日に行われた決勝戦でイリノイ大がウィスコンシン大を破り優勝し、ネブラスカ大はベスト4を記録。ベスト5には、優勝したイリノイ大から2名、準優勝のウィスコンシン大から1名、ネブラスカ大と同じくベスト4となったパデュー大から1名が選出されており、ネブラスカ大からは富永1名のみの選出となった。

 現地メディア「Winsonsin State Journal」によれば、富永がベスト5に選出された理由として以下のようなコメントが寄せられている。

「富永の正確無比なシューティングスキルや試合全体を通したパフォーマンスは、自身のオールトーナメントチーム選出をもたらした。彼の貢献はネブラスカ大をこのトーナメントにおいて強豪校たらしめるものとした」

 富永は今シーズン、1試合平均14.9点、2.3リバウンド、1.4アシストを記録。平均得点および46.8パーセントを誇るフィールドゴール成功率はチーム1位をマークし、チームを牽引するエースとして大学ラストイヤーで奮闘している。富永は、今回選出されたオールトーナメントチームとは別に、カンファレンス2023-24シーズンの「オールチーム」にも選出されている。コーチ投票でオールセカンドチーム、メディア投票でオールサードチームに選出されている。

 また、ネブラスカ大は、18日に行われた選考会の結果、『マーチマッドネス』と呼ばれ親しまれているNCAAトーナメントの出場が決定している。初戦はテキサスA&M大との対戦となり、23日にメンフィスのフェデックス・フォーラムで行われる。開幕連勝や強豪撃破など今シーズンの活躍が目覚ましい富永だが、大学ラストイヤーの締めくくりに相応しい活躍を見せることができるか、引き続き注目が集まる。

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