2021.07.26

スロベニアが世界4位のアルゼンチンに18点差快勝…ドンチッチが驚異の48得点/東京オリンピック

驚異的なパフォーマンスでスロベニアをけん引したドンチッチ[写真]=Getty Images
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 7月26日、東京オリンピック バスケットボール男子の予選ラウンドは2日目を迎え、グループCのスロベニア代表(FIBAランキング16位)がアルゼンチン代表(同4位)が対戦した。

 スロベニアは序盤からルカ・ドンチッチを中心としたオフェンスを展開する。そのドンチッチは序盤の3連続3ポイントを皮切りに、積極的なオフェンスで獲得したフリースローも次々と沈めて、試合開始から5分と経たないうちに2ケタ得点を記録。結局第1クォーターだけで17得点を挙げ、チームとしても32-24と8点リードで最初の10分間を終える。

 第2クォーター序盤はドンチッチを温存しつつ、クレメン・プレぺリッチの3ポイントなどで加点。中盤にドンチッチがコートに戻った後も、マイク・トビーらがスコアを伸ばしてアルゼンチンに点差を詰めさせず、62-42とリードを20点に広げて後半へ。ドンチッチは前半だけで31得点をマークする驚異的なパフォーマンスを見せた。

 後半も流れは変わらず、第3クォーターにはスロベニアはルカ・ルプニクやブラッコ・チャンチャーの3ポイントも当たり始めて、一時は点差を30点まで広げる。その後はやや点差を詰められるも、88-66と大量リードのまま最終クォーターへ。最終クォーターもアルゼンチンに追走を許さなかったスロベニアは、118-100と今大会初の100点ゲームで格上であるアルゼンチン相手に快勝を収めた。

 スロベニアはドンチッチが48得点に加え、11リバウンドでダブルダブル達成。アルゼンチンはルイス・スコラが23得点を挙げるも、大会初戦で大敗を喫することとなった。

■試合結果
アルゼンチン 100-118 スロベニア
アルゼンチン|24|18|24|34|=100
スロベニア|32|30|26|30|=118