2021.08.14
NBAファイナルを終えてオフシーズンを迎えたリーグでは、来たる来シーズンに向けて各球団が補強に向けて動き出している。それに伴い例年通りあらゆるチームのトレードの噂が、現地メディアを通して浮上してきているが、来季再び優勝を目指すロサンゼルス・レイカーズも例外ではないようだ。
まず『ESPN』の『Woj & Lowe』に出演したエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、レイカーズはリーグのほぼすべてのチームにカイル・クーズマとケンテイビアス・コールドウェル・ポープのトレードパッケージをオファーしたという。クーズマは今季終了後に『Bleacer Report』を通して、チーム内での自身の役割について「一貫性のない役割を継続するのは困難だ」と不満をこぼしており、トレードの噂も浮上していた。
またこのオフシーズンでデニス・シュルーダーが制限なしフリーエージェントになったことで、新たなハンドラーを模索しているという噂も流れている。ウォジナロウスキー記者は上記に続けて、もしレイカーズがシュルーダーと再契約しなかった場合、ミネソタ・ティンバーウルブズのリッキー・ルビオのトレードを検討する可能性があると報道。
浮上している噂はこれだけではない。『Fadeaway World』によると、レイカーズはワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルックのトレードの最有力候補とされているそうだ。NBAドラフト前にブラッドリー・ビールがトレードを要求する可能性があるとされ、もし仮にビールが退団となれば、ウィザーズは再建に突入するにあたってウェストブルックも放出するとされている。
さらに『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によれば、レイカーズはクーズマを含めたトレードで、サクラメント・キングスのシューターであるバディ・ヒールドの獲得も視野に入れているそうだ。
レイカーズは今シーズン中に2回シュルーダーに契約延長をオファーしていたが、いずれもシュルーダー側がサインを拒否。このまま退団の可能性もあるために、レイカーズは必ず補強を行いたいところだろう。水面下でトレードオファーをしているとされているが、果たしてどのような取引が成立するのだろうか。
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