カイル・クーズマがレイカーズへ別れを告げる「僕は生涯レイカー」

2019－20シーズン、ファイナル第6戦を制してレブロン（左）とともに優勝を喜ぶクーズマ（右）［写真］＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

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4シーズン過ごしたレイカーズを離れるクーズマ

　7月30日（現地時間29日）、ロサンゼルス・レイカーズとワシントン・ウィザーズとの間で大型トレードが合意に達した。このオフシーズン、才能あるハンドラーの獲得を計画していたレイカーズは、この取引でスタープレーヤーであるラッセル・ウェストブルックを迎え入れることに成功。レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスも含めた衝撃的なビッグ3で、来シーズンは優勝を目指す。

　この一連のトレードが行われるにあたって、カイル・クーズマはウィザーズへと移籍。オフシーズン中は様々なトレードの噂が慌ただしく駆け巡っていたが、とうとうルーキーイヤーからここまで4シーズン過ごしたレイカーズから退団することになった。

　そのクーズマが自身のインスタグラムにて、レイカーズとファンに向けて感謝と別れのメッセージを投稿。「当時21歳と僕はまだ若かったけれど、あなたたちは温かく迎えてくれて、LAというコミュニティに歓迎してくれたね」と、振り返る。

　またキャリア3年目に悲願の優勝を達成できたことについて、「リーグ入りする時、ロビー（ロブ・ぺリンカGM／ゼネラルマネージャー）やジーニー（バスオーナー）、マジック（ジョンソン／元レイカーズ球団社長）たちには、『特別な何かの一員になって、球団17回目の優勝に貢献したい』と話していたんだ。その夢は実際に叶えることができた！」と、コメント。

　そしてクーズマは「LAにいる間は史上最高とも言える選手たちから、バスケットボールについて多くのことを学んだよ。そしてとうとうこの場所から離れる時がやってきたようだ」とし、最後は「愛しているよ、LA。僕は生涯レイカーだ」と、締めくくっている。

　キャリア最初の2年間はスコアラーとしてプレーしながらも、3年目以降は万能なロールプレーヤーへと成長を遂げたクーズマ。これからは優勝の経験やオールラウンドなスタイルを生かし、新天地でも素晴らしい活躍をしてくれることだろう。