2023.10.17

ワールドカップを欠場したセルビア代表のニコラ・ヨキッチがパリオリンピック出場へ

昨秋のユーロバスケットへ出場していたヨキッチ[写真]=fiba.basketball
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 10月17日(現地時間16日)。セルビアのオリンピック委員会で代表を務めるボジダル・マリコビッチが、『AS.com』のインタビューに応じた。

 最新版のFIBAランキングで5位のセルビア代表は、今夏の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で2位に入ったことで、「2024年パリオリンピック」出場を決めている。

 ワールドカップではボグダン・ボグダノビッチ(アトランタ・ホークス)やニコラ・ミルティノフらが活躍して銀メダルを手にしたセルビアだが、この大会ではニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、元ユーロリーグMVPのバシリイェ・ミチッチ(オクラホマシティ・サンダー)、ニコラ・カリニッチといった主力が欠場していた。

 インタビューで、マリコビッチ代表は「我々はNBAのMVP、ニコラ・ヨキッチがいなかった。それにユーロリーグMVPのバシリイェ・ミチッチ、ニコラ・カリニッチもいなかった。我々は自分たちのベストを出して一丸になって戦ったと思う。私はノバク・ジョコビッチ(テニス)、イバナ・スパノビッチ(陸上)のことも誇りに思っている」と語り、来年のパリ五輪に向けてこうも話していた。

「すでに発表したように、パリでは彼ら全員が出場する。ヨキッチも含めてね。パリの試合はパーティーになるだろう。私はセルビアのスポーツ選手たちが大勢参加することに自信をもっている」

 ヨキッチはセルビア代表として2016年のリオデジャネイロ・オリンピックや2019年のワールドカップ、2022年秋のユーロバスケットにも出場してきた。だが今夏のワールドカップでは出場を辞退。

 というのも、ヨキッチはユーロバスケット終了後に迎えた2022-23シーズンにナゲッツの大黒柱として獅子奮迅の働きを見せ、フランチャイズ史上初のチャンピオンシップをもたらし、6月中旬まで戦っていたこともあり、休養することを選択していた。

 NBAチャンピオンのヨキッチが来夏のパリ五輪へ出場するとなれば、セルビア代表にとって心強いに違いない。ミチッチやカリニッチも出場となれば、今夏のワールドカップメンバーから大幅な戦力アップとなりそうだ。

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