2019.07.14

昨季途中にクリッパーズを退団したミロシュ・テオドシッチがイタリアのチームと契約へ

セルビア代表で司令塔を務めるテオドシッチ[写真]=fiba.com
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ユーロリーグで十分な実績を誇る司令塔がヴィルトゥス・ボローニャへ移籍

 7月14日(現地時間13日)、『EUROHOOPS.net』はミロシュ・テオドシッチがイタリアのチーム、ヴィルトゥス・ボローニャと契約を結んだと報じた。

 32歳のテオドシッチは196センチ88キロのポイントガードで、直近2シーズンをロサンゼルス・クリッパーズでプレー。計60試合(うち先発は36試合)に出場し、平均21.4分8.0得点2.4リバウンド4.0アシストをマーク。

クリッパーズでプレーした2シーズンで、テオドシッチは3ポイント成功率37.8パーセントをマーク[写真]=Getty Images

 今年2月8日(同7日)にクリッパーズから解雇されて退団していたテオドシッチは、今季ヨーロッパのチームでプレーすることに。

 クリッパーズへ加入するまで、テオドシッチはオリンピアコス(ギリシャ)やCSKAモスクワ(ロシア)でプレー。2010年にはユーロリーグMVP、16年にはチャンピオンに輝くなど、数々の功績を残していた。

 なお、セルビア代表としても知られるテオドシッチは、8月末から中国で行われる「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」(以降、W杯)ではセルビア代表のロースター候補に入っており、司令塔役を務めることが濃厚。

 FIBAランキング4位のセルビアは、16年のリオデジャネイロ・オリンピックで銀メダルに輝いた強豪。ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)やボグダン・ボグダノビッチ(サクラメント・キングス)、ボバン・マリヤノビッチ(ダラス・マーベリックス)らがW杯のロースター候補に名を連ねており、優勝候補の一角と言っていい布陣を擁している。本大会でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、大いに期待したいところだ。

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