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京都ハンナリーズ 
大阪エヴェッサ 
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今季2度目の“京阪ダービー”。前回は京都、西京極のハンナリーズアリーナでの戦いだったが、今回は大阪エヴェッサのホームアリーナである府民共済SUPERアリーナに舞台を移す。
大阪にとっては、前節に続く“関西ダービー”でもある。10試合を消化した時点で、関西の3チームが西地区の下位を占める寂しい状況。長いシーズンといっても、早い段階で下位を抜けだし、上位進出の足がかりをつかみたいところだ。そのためには、まず“関西ダービー”で勝利を収めなければならない。前節の連勝で4勝6敗とした4位の大阪は、ここでも連勝すれば一歩リードすることになる。徐々に得点力が上がっている根来新之助や、前節2試合とも2ケタ得点の相馬卓弥は大いに期待が持てそうだ。
逆に、3勝7敗で大阪を追う京都ハンナリーズとしては是が非でも2勝したいところだが、マーカス ダブの欠場中に奮闘したローレンス ヒルが前節は平凡な成績に逆戻り。復帰したダブも良いところなく、チームは2戦とも完璧に封じられた。特に1戦目はわずか37得点と、同日に川崎ブレイブサンダースのニック ファジーカスが富山グラウジーズ戦で挙げた39得点を下回ってしまった。オフェンス面にメスを入れるのか、それとも持ち味のディフェンスをさらに強化してロースコアゲームに持ちこむのか。浜口炎ヘッドコーチの手腕が問われる。
文＝吉川哲彦
