2017.01.27

因縁対決は激戦必至、三河は橋本らを軸にA東京のギャレットを抑えられるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 オールジャパン準決勝で敗れた千葉ジェッツへのリベンジを期したシーホース三河。初戦は5名が2ケタ得点を挙げたものの、その他の選手が合計で4得点しか奪えず敗れた。しかし翌日は、千葉にフリースローを1本も打たせない巧みな試合運びで、西地区首位の地力を見せた。また、桜木ジェイアールは23得点9リバウンド7アシストと相変わらずオールラウンダーぶりを発揮している。

 今節対戦するのはアルバルク東京。今季レギュラーシーズンでは唯一の顔合わせとなるが、昨季のNBLプレーオフでリーグ戦4位の三河がリーグ最高勝率のA東京を下してファイナルに進出した因縁もある、長年のライバル関係だ。その関係にふさわしく、ともに地区首位という状況で激突する。

 前節で横浜ビー・コルセアーズと対戦したA東京は、初戦は序盤から川村卓也を徹底的に抑えつつ、オフェンスでも6名が2ケタ得点をマークして完勝。2戦目は前半にリードを許したが、3ポイント5本をすべて決めた田中大貴の活躍でしっかりと勝ちきった。

 見どころは、三河のディアンテ・ギャレット対策。橋本竜馬比江島慎がギャレットのドリブルにプレッシャーを掛け、A東京のオフェンスを狂わせることができるか。

文=吉川哲彦

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