2024.05.05

西地区優勝を目指す琉球が広島を破って連敗ストップ…CS進出同士の対決は痛み分け

レギュラーシーズン最終戦で連敗を止めた琉球(写真は第1戦のもの) [写真]=B.LEAGUE
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 5月5日、各地でB1最終節が開催され、琉球ゴールデンキングス広島ドラゴンフライズとアウェーで対戦した。

 第1戦に59-69で敗れた琉球だったが、この試合は7-0のランでスタート。広島の中村拓人に8得点を奪われるも、今村佳太が3本の3ポイントを沈め、21-16で第1クォーターを終える。続く第2クォーターではケリー・ブラックシアー・ジュニアの活躍で広島に一時逆転を許すが、小野寺祥太ジャック・クーリーが得点を伸ばし、42-34で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、広島の中村に再び9得点と活躍されるも、アレン・ダーラムが8得点を挙げてチームをけん引。ここでも64-53と琉球が点差を拡大した。勝負の第4クォーター、開始から広島の連続得点で5点差まで詰め寄られる。それでも、クーリーやダーラムが得点を重ねると、岸本隆一や小野寺の長距離砲も決まり、最後は琉球が89-80で勝利を飾った。

 連敗を「4」で止めた琉球は、クーリーが22得点6リバウンド、ダーラムが15得点8リバウンド、小野寺が15得点、今村が10得点をマークした。

 一方、連勝が「5」で止まった広島は、中村が20得点5スティール、ブラックシアー・ジュニアが15得点、ドウェイン・エバンスが14得点6アシスト、ニック・メイヨが10得点8リバウンドを記録。また、今シーズン限りでの現役引退を表明している朝山正悟は、10分47秒の出場時間を得ると、試合終了間際に3ポイントを沈めてホームの大声援を受けた。

 なお、西地区優勝を目指す琉球は、同2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合結果を待つこととなり、現在ワイルドカード上位の広島は、同下位の千葉ジェッツの試合結果次第で順位が確定することとなった。

■試合結果
広島ドラゴンフライズ 80-89 琉球ゴールデンキングス(@広島サンプラザホール)
広島|16|18|19|27|=80
琉球|21|21|22|25|=89

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