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シーホース三河は前々節に続いて前節の三遠ネオフェニックス戦も連勝。今節の富山グラウジーズ戦も連勝し、2月のホーム6連戦を全勝で締めくくることができるか。三遠との1戦目は安定した得点力で危なげない勝利。村上直が今季まだ3本しか成功していなかった3ポイントをこの試合だけで5本決め、計19得点をマーク。西川貴之も第8節以来約3カ月ぶりに2ケタ得点を挙げた。2戦目は前半に得点が伸びなかったが、第3クォーターに34得点。1戦目で今季最少タイの2得点に終わった桜木ジェイアールも、この試合は25得点を挙げている。
対する富山は1月の4戦全勝から一転、2月はホームで4戦全敗と苦しい状況だ。千葉ジェッツとの1戦目はハイスコアゲームとなったが、ファウルの多さが響いて6点差の敗戦。2戦目はフィールドゴール成功率が4割を切った上、ターンオーバーも18個を数え、23点差の完敗だった。
第3節の対戦で富山は連敗しているが、1戦目は2点差という接戦だった。その試合で28得点8リバウンド4アシストと大車輪の活躍を見せたドリュー・ヴァイニーに期待がかかる。また、特別指定選手の中村太地が昨季在籍した三河に挑む点にも注目したい。
文＝吉川哲彦
