2024.11.27

デュラントとビールが復帰したサンズが快勝…初代王者レイカーズはNBAカップで初黒星

復帰戦で23得点をマークしたデュラント[写真]=Getty Images
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 11月27日(現地時間26日、日付は以下同)。フェニックス・サンズは「エミレーツNBAカップ」(旧インシーズン・トーナメント)のウェスタン・カンファレンス・グループBの3試合目を迎えた。

 ホームのフットプリント・センターで迎えた相手はロサンゼルス・レイカーズ。昨シーズンに7戦無敗で勝ち上がった初代王者で、今シーズンもここまでグループリーグで2戦全勝していた強敵だった。

 だが5連敗中のサンズにとって、この日はここ7戦連続で欠場していたケビン・デュラントと、5戦連続で欠場中だったブラッドリー・ビールがそろって左ふくらはぎの負傷から戦列復帰。

 62-60の2点リードで迎えた第3クォーター。サンズはデビン・ブッカーが11得点、ユスフ・ヌルキッチが10得点を奪うなど36-18で圧倒し、最終スコア127-100で連敗脱出に成功した。

 サンズはブッカーがゲームハイの26得点に10アシスト、デュラントが23得点6リバウンド、ビールが23得点と“ビッグ3”が活躍し、ヌルキッチが12得点12リバウンド、グレイソン・アレンが10得点、タイアス・ジョーンズが6アシスト5スティールと続いた。

 ウェスト5位の10勝7敗としたサンズは、ウェストのグループBで2勝1敗の得失点差+19でトップに浮上。3チームが2勝1敗で並ぶ中、得失点差-16のレイカーズが2位、同+14のサンアントニオ・スパーズが3位と激しい順位争いを繰り広げている。

 サンズは12月4日のスパーズ戦に勝利すればグループリーグ突破が確定。得失点差こそレイカーズに勝るものの、直接対決で敗れたため3位にいるスパーズ、さらにはオクラホマシティ・サンダー戦を控えるレイカーズにも、準々決勝へ進出する可能性が残されている。

 なお、今シーズンのサンズはデュラントが出場した10試合で9勝1敗と圧倒的な戦績を誇る。ビッグ3が再びそろい、白星先行へと好転できるか注目していきたい。

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