ウィザーズやラプターズがグループリーグ敗退／NBAカップ途中経過 5日目終了時点

　11月27日（現地時間26日、日付は以下同）。「エミレーツNBAカップ」（旧インシーズン・トーナメント）はグループリーグ5日目を迎え、計5試合が行われた。

　この日の試合結果によって、ウェスタン・カンファレンスのグループAではヒューストン・ロケッツが3勝0敗の得失点差＋49で準々決勝進出が決定。一発勝負の決勝トーナメントは、12月11日と12日に準々決勝、15日に準決勝、18日に決勝が開催され、準決勝からはネバダ州ラスベガスにあるTモバイル・アリーナが会場となる。

　グループリーグは30日と12月4日の残り2日間。現時点で決勝トーナメントへ駒を進めているのはロケッツとウェスト・グループCで3勝0敗の得失点差＋12のゴールデンステイト・ウォリアーズの2チームのみで、今後はグループ首位争いと、各グループ2位に入ったチームによるワイルドカード争いが激化していく。

　グループ内、さらにはワイルドカード争いで戦績が並んだ場合のタイブレイクは、直接対決の結果、得失点差、総得点数（延長にあげた得点は除外）、昨シーズンの成績の順で決まるため、1戦たりとも油断できず、試合終了後のスコアもポイントになってくる。

　ただその一方で、27日終了時点でイースタン・カンファレンスのグループBにいるトロント・ラプターズ（0勝2敗の得失点差－18）、グループCのワシントン・ウィザーズ（0勝3敗の得失点差－43）、ウェストのグループBのユタ・ジャズ（0勝3敗の得失点差－27）、グループCのニューオーリンズ・ペリカンズ（1勝2敗の得失点差－38）が、すでに決勝トーナメント進出の可能性が消滅している。

　27日終了時点における、NBAカップの各グループ順位表は下記のとおり（x=準々決勝進出決定、*=グループリーグ敗退決定、勝敗数の右側にある数字は得失点差）。

■エミレーツNBAカップ グループリーグ順位表（5日目終了時点）

＜イースタン・カンファレンス＞

・グループA
１位.オーランド・マジック（2勝0敗／＋37）
２位.ニューヨーク・ニックス（2勝0敗／＋14）
３位.フィラデルフィア・セブンティシクサーズ（1勝2敗／－9）
４位.ブルックリン・ネッツ（1勝2敗／－16）
５位.シャーロット・ホーネッツ（0勝2敗／－26）

・グループB
１位.ミルウォーキー・バックス（3勝0敗／＋29）
２位.デトロイト・ピストンズ（2勝0敗／＋4）
３位.マイアミ・ヒート（1勝2敗／＋10）
４位.トロント・ラプターズ*（0勝2敗／－18）
５位.インディアナ・ペイサーズ（0勝2敗／－25）

・グループC
１位.シカゴ・ブルズ（2勝1敗／＋15）
２位.アトランタ・ホークス（2勝1敗／－1）
３位.ボストン・セルティックス（2勝1敗／＋14）
４位.クリーブランド・キャバリアーズ（1勝1敗／＋15）
５位.ワシントン・ウィザーズ*（0勝3敗／－43）

グループリーグ敗退が決まったジャズのマルカネン[写真]=Getty Images

＜ウェスタン・カンファレンス＞

・グループA
１位.ヒューストン・ロケッツx（3勝0敗／＋49）
２位.ロサンゼルス・クリッパーズ（1勝1敗／－5）
３位.ポートランド・トレイルブレイザーズ（1勝1敗／－14）
４位.ミネソタ・ティンバーウルブズ（1勝2敗／－14）
５位.サクラメント・キングス（0勝2敗／－16）

・グループB
１位.フェニックス・サンズ（2勝1敗／＋19）
２位.ロサンゼルス・レイカーズ（2勝1敗／－16）
３位.サンアントニオ・スパーズ（2勝1敗／＋14）
４位.オクラホマシティ・サンダー（1勝1敗／＋10）
５位.ユタ・ジャズ*（0勝3敗／－27）

・グループC
１位.ゴールデンステイト・ウォリアーズx（3勝0敗／＋12）
２位.ダラス・マーベリックス（2勝1敗／＋41）
３位.ニューオーリンズ・ペリカンズ*（1勝2敗／－38）
４位.デンバー・ナゲッツ（1勝2敗／＋2）
５位.メンフィス・グリズリーズ（0勝2敗／－17）