2018.04.04
2年目を迎えるB3リーグはいよいよチャンピオンを決めるファイナルステージに突入した。B2参入を視野に入れた強化の進むクラブが増える中、注目度が増すB3リーグ。B3からの底上げが、Bリーグ全体を押し上げるのは必至だ。そこで、ファイナルステージの展望と注目の2チームを紹介していきたい。
ファーストステージとレギュラーシーズンを東京八王子トレインズが制し、B3はいよいよ6チームで争われるファイナルステージ(3月24日~5月20日/1クラブ20試合)に突入した。東京八王子がB2との入替戦まで突っ走るか、あるいは待ったをかけるチームが現れるか。
東京八王子の強みは外国籍選手3人と帰化申請中のエドワード・モリスで形成するインサイド。常に攻守でアドバンテージを持つ状況を存分に活かしている。彼らを統率するガードの大金広弥やスコアラーの亀崎光博といった実績十分の日本人選手も抱え、大きな死角は見当たらない。
対抗馬となるであろう大塚商会アルファーズもカイル・リチャードソンを筆頭に強力な外国籍選手がそろい、鮫島宗一郎や長谷川武ら日本人選手とのコンビネーションが光る。そして、司令塔の鳴海亮は昨季まで東京八王子でプレーした因縁があり、直接対決は鳴海の働きが大きなカギを握る。
その他、東京エクセレンスはレギュラーシーズンを10連勝で締めくくり、その勢いは侮れない。鹿児島レブナイズと東京サンレーヴスも、その爆発的なオフェンスで上位チームを脅かすことができるか。そして、プロチームとしてはリーグで最も歴史の長い埼玉ブロンコスの意地にも期待したい。
文=吉川哲彦
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