2025.04.21

バックスのデイミアン・リラードがペイサーズとのシリーズ第2戦か第3戦で復帰へ

復帰に向けて調整中のリラード[写真]=Getty Images
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 4月20日(現地時間19日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスデイミアン・リラードが、「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンドの第2戦または第3戦で戦列復帰する見込みと『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 イースタン・カンファレンス第5シードに入ったバックスは、第4シードのインディアナ・ペイサーズとのシリーズを戦っており、20日のシリーズ初戦を98-117で落としている。

 両チームによるシリーズ第2戦は23日、第3戦は26日に組まれていて、第2戦まではペイサーズのホームのゲインブリッジ・フィールドハウス、第3戦と28日の第4戦はバックスのホーム、ファイサーブ・フォーラムで開催される。

 右ふくらはぎの深部静脈血栓症のため、リラードは3月下旬から試合へ出場できていないものの、現在はその血栓症から回復していて、抗凝血の働きがある薬の服用を終えたことが明らかになっている。18日には離脱後では初のフルメニューで練習をこなしており、コンタクトありのワークアウトを重ねて戦列復帰を目指していくこととなる。

 バックスは第1戦でヤニス・アデトクンボがゲームハイの36得点12リバウンドに2ブロックと奮闘も、先発陣で2ケタ得点に達したのはこの男しかおらず、カイル・クーズマトーリアン・プリンスは無得点に終わり、チーム全体でフィールドゴール成功率41.7パーセント(35/84)と苦戦。

 今シーズンにチーム2位の平均24.9得点に4.7リバウンド7.1アシスト1.2スティールを残したリラードは、昨年までポートランド・トレイルブレイザーズ時代も含めてプレーオフに9度出場し、計65試合を経験してきたベテランだけに、この男がいつ復帰できるかは注目を浴びることになりそうだ。

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