2025.04.22

ウォリアーズのスティーブ・カーHCがNBA史上2番目の速さでプレーオフ通算100勝を達成

ウォリアーズで指揮を執るカーHC[写真]=Getty Images
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 4月21日(現地時間20日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズは、敵地トヨタ・センターで「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンド第1戦に臨み、ヒューストン・ロケッツ相手に95-85で勝利を飾った。

 ウェスタン・カンファレンス7位の48勝34敗でレギュラーシーズンを終え、メンフィス・グリズリーズとの第7シード決定戦を制したウォリアーズは、第2シードのロケッツ(52勝30敗)をフィールドゴール成功率39.1パーセント(34/87)に抑え、17本のターンオーバーを誘発してそこから25得点を奪った。

 オフェンスではステフィン・カリーが5本の3ポイントシュート成功を含むゲームハイの31得点に6リバウンド3アシスト、ジミー・バトラーが25得点7リバウンド6アシスト5スティール、ブランディン・ポジェムスキーが14得点8リバウンド5アシスト2スティールをマーク。

 上位シード相手に見事初戦を制したウォリアーズは、24日の第2戦でシリーズ2連勝を狙う。ただ、ロケッツがこのまま黙っているはずもなく、次戦はさらに激しいゲームになることが予想されている。

 そうした中、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)がこの試合に勝利したことでプレーオフ通算100勝(41敗/勝率70.9パーセント)に到達。これはラリー・ブラウンHCと並んでNBA歴代6位タイで、NBA史上7人目の快記録に達した。

 ウォリアーズの指揮官へ就任して11シーズン目のカーHCは、2015年から2019年にかけて5年連続でNBAファイナル進出を果たし、2015、2017、2018年に加えて2022年もリーグ制覇していて、今年が通算8度目のプレーオフ進出。

 プレーオフ通算勝率70.9パーセントはNBA歴代トップで、通算141試合で100勝をクリアしたのはフィル・ジャクソンHC(135試合)に次ぐ史上2番目の最速記録となった。

 カーは現役時代にシカゴ・ブルズで1990年代後期の3連覇(1996~1998年)を経験しており、その当時の指揮官がジャクソンHCだった。

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