2022.02.10

NBAが発表した偉大なHC15人にフィル・ジャクソンやアワーバック、ネルソン、カーらが選出

ヘッドコーチとして歴代最多の11度の優勝回数を誇るジャクソン[写真]=Getty Images
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 2月9日(現地時間8日、日付は以下同)。NBAは創設75周年目のシーズンを記念して、偉大なヘッドコーチ15人を発表した。

 現役と過去のヘッドコーチ(HC)たち計43名によって選出されたのは、シカゴ・ブルズとロサンゼルス・レイカーズで歴代最多の計11度の優勝、レギュラーシーズン通算勝率1位(70.4パーセント)を誇るフィル・ジャクソンや、ボストン・セルティックスで8連覇を含む計9度の優勝を誇るレッド・アワーバック、レイカーズとマイアミ・ヒートを計5度の優勝へと導いたパット・ライリー、レギュラーシーズン通算勝利数で歴代1位(1335勝)、3度の最優秀コーチ賞を獲得したドン・ネルソンらが選出。

 なお、現役ではサンアントニオ・スパーズを5度の優勝へと導いたグレッグ・ポポヴィッチ、ゴールデンステイト・ウォリアーズで3度の優勝、プレーオフの通算勝率(73.3パーセント)で歴代トップのスティーブ・カー、ヒートで4年連続のNBAファイナル進出と2連覇を勝ち取ったエリック・スポールストラ、08年にセルティックスを優勝へと導いたドック・リバース(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズHC)が名を連ねている。

 この日発表された歴代最高のコーチ15人は下記のとおり。
※並びはファミリーネームのアルファベット順、略称のチーム名は主に指揮を執ったチーム(一部フルネーム含む)

NBAが選出した偉大なヘッドコーチ15人
レッド・アワーバック(セルティックス、ワシントン・キャピタルズ)
ラリー・ブラウン(シクサーズ、ペイサーズ、ピストンズ)
チャック・デイリー(ピストンズ、ニュージャージー・ネッツ)
レッド・ホルツマン(ニックス、セントルイス・ホークス)
フィル・ジャクソン(ブルズ、レイカーズ)
KC・ジョーンズ(セルティックス、ワシントン・ブレッツ)
スティーブ・カー(ウォリアーズ)
ドン・ネルソン(バックス、ウォリアーズ、マーベリックス)
グレッグ・ポポヴィッチ(スパーズ)
ジャック・ラムジー(ブレイザーズ、シクサーズ)
パット・ライリー(レイカーズ、ニックス、ヒート)
ドック・リバース(セルティックス、クリッパーズ、シクサーズ)
ジェリー・スローン(ジャズ、ブルズ)
エリック・スポールストラ(ヒート)
レニー・ウィルケンズ(シアトル・スーパーソニックス、キャブズ)