2025.04.16

血栓のため離脱中のバックスのデイミアン・リラードがプレーオフ初戦も欠場へ

3月下旬から欠場しているリラード[写真]=Getty Images
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 ミルウォーキー・バックスは、2024-25レギュラーシーズンを8連勝で締めくくり、イースタン・カンファレンス5位の48勝34敗でフィニッシュ。イースト第5シードに入ったバックスは、4月20日(現地時間19日、日付は以下同)に第4シードのインディアナ・ペイサーズ(50勝32敗)との「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンド初戦を迎える。

 2021年の王者バックスは、これで9年連続のプレーオフ出場。過去2年はいずれも1回戦で姿を消しているものの、大黒柱のヤニス・アデトクンボはケガのため2023年に2試合、2024年は全6試合を欠場していただけに、“今年こそは”という思いが強いはず。

 今シーズンのアデトクンボは67試合に出場して平均30.4得点11.9リバウンド6.5アシスト1.2ブロックにフィールドゴール成功率60.1パーセントをマーク。平均30.0得点10.0リバウンド5.0アシストを3シーズンで達成したのはアデトクンボがNBA史上初。ウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか)、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/いずれも2シーズン)を超えた。

 バックスはレギュラーシーズンにペイサーズと4度対戦して3勝1敗と勝ち越しているものの、今シーズンに平均24.9得点4.7リバウンド7.1アシスト1.2スティールを誇るエースガードのデイミアン・リラードがプレーオフ初戦の出場が厳しいと16日に『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報道。

 リラードは右ふくらはぎの深部静脈血栓症のため、3月19日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を最後に欠場中。バックスは16日にリラードの血栓の症状が改善したと発表も、現時点でバスケットボールに関する完全な活動を再開できる許可が下りておらず、チームも具体的な復帰時期を公表することはなかった。

 バックスはシーズン終盤で先発陣にアデトクンボ、ブルック・ロペスカイル・クーズマトーリアン・プリンスとキャリア3年目のライアン・ロリンズをガードで起用していることから、プレーオフ初戦でもこの男がスターター出場を飾ることになりそうだ。

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