2025.04.16

攻防両面で躍動したマジックがホークスを撃破…PO1回戦はセルティックスとの対決に

ダブルダブルの活躍を見せたフランツ・ワグナー(右)[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 4月16日(現地時間15日)、「NBAプレーイン・トーナメント2025」が開催。イースタン・カンファレンス7位のオーランド・マジックが同8位のアトランタ・ホークスを下し、「NBAプレーオフ2025」への出場権を勝ち取った。

 ホームのマジックは、試合序盤から強度の高い攻防を披露。アンソニー・ブラックの3ポイントシュートやアリウープで得点を重ねると、ジョナサン・アイザックもブロックやスティールでホークスを苦しめ、32-17の15点リードで最初の12分間を終えた。

 第2クォーターもマジックの流れが続き、ウェンデル・カーターJr.コール・アンソニーがテンポ良く得点を沈めていくと、看板選手のフランツ・ワグナーが豪快なブロックもお見舞い。一時は20点のリードも獲得し、61-47とマジックが14点を先行して試合を折り返した。

 順調だった前半とは一転、第3クォーターではホークスの猛追に苦しんだマジック。トレイ・ヤングの個人技に翻弄される場面が連続すると、長距離砲もミスが続き、第3クォーター終盤には1ポゼッション差まで詰め寄られる。それでも、アンソニーらのスコアで持ちこたえ、79-73の6点リードで最後のクォーターへ。

 勝負の第4クォーター、マジックは序盤の波状攻撃から再び2ケタリードを獲得し、要所ではカーターJr.やパオロ・バンケロが“3点プレー”に成功。終盤にはヤングが2度のテクニカルファウルで退場となり、残り4分にはマジックが主力をベンチへ。最終スコア120-95でマジックが快勝を飾った。

 イースタン・カンファレンスのプレーオフ第7シードを確保したマジックは、アンソニーが26得点3リバウンド6アシスト、バンケロが17得点9リバウンド、ワグナーが13得点13リバウンドで勝利に貢献。リバウンドやブロックなどで好守備を見せ、盤石な戦いぶりでプレーオフへの切符をつかんだ。なお、1回戦では第2シードのボストン・セルティックスと激突する。

 一方のホークスは、エースのヤングが28得点6アシスト、ダイソン・ダニエルズが7得点12リバウンド7アシスト、ジョージ・ニアンが15得点を記録。第3クォーターではマジックを追い詰めたが、エースの退場も響き、第8シードを狙う戦いに回ることとなった。

■試合結果
オーランド・マジック 120-95 アトランタ・ホークス
ORL|32|29|18|41|=120
ATL|17|30|26|22|=95

NBAの関連記事