2025.04.15

バランチュナスがグリズリーズ、ペリカンズに続いてキングスで6年連続のプレーイン出場

今季途中にキングスへ移籍していたバランチュナス[写真]=Getty Images
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 NBAは4月14日(現地時間13日、日付は以下同)に2024-25レギュラーシーズンの全日程を終え、16日から19日にかけて「NBAプレーイン・トーナメント2025」、20日から「NBAプレーオフ2025」がスタートする。

 今シーズンのサクラメント・キングスは、ウェスタン・カンファレンス9位の40勝42敗でレギュラーシーズンを終えたため、17日にホームのゴールデン1・センターで10位のダラス・マーベリックス(39勝43敗)を迎えて、第8シード決定戦への挑戦権をかけた一発勝負を迎える。

 キングスは昨シーズンのプレーインへ参戦し、ゴールデンステイト・ウォリアーズを下したものの、ニューオーリンズ・ペリカンズとの第8シード決定戦を落としていた。

 今年のプレーインで注目したいのは、2月6日のトレードでワシントン・ウィザーズから加入したヨナス・バランチュナスNBAキャリア13シーズン目のベテランは、ペイントエリアを主戦場にする211センチ120キロのセンター。今シーズンは2チームで計81試合へ出場し、平均18.8分10.4得点7.7リバウンド2.0アシストにフィールドゴール成功率55.0パーセントをマーク。

 32歳のビッグマンはこれまで通算8度のプレーオフで58試合をプレーしてきたのだが、2020年の初回からなんと毎年プレーインへ出場してきた。2020年と2021年はメンフィス・グリズリーズ、2022年と2023年、2024年はペリカンズで参戦し、そのうち3度(2021、2022、2024年)も勝ち上がった経験を持つ。

 なかでもグリズリーズ時代の2021年5月20日に迎えたサンアントニオ・スパーズとのプレーイン・ゲームで、バランチュナスは37分33秒のプレータイムで23得点23リバウンド3ブロックと猛威を振るって勝利に大きく貢献。この23リバウンドはプレーイン・ゲームとしては最多記録となっている。

 キングスにはリトアニア代表のチームメートで、3シーズン連続のリバウンド王に立ったドマンタス・サボニスもいるだけに、マブス相手に勝利を飾ることができるか注目したいところだ。

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