2024.04.21

プレーインの通算得点でトップに立つペリカンズのヨナス・バランチュナス

プレーインへ毎年出場しているバランチュナス[写真]=Getty Images
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 ニューオーリンズ・ペリカンズは、4月20日(現地時間19日、日付は以下同)に行われたサクラメント・キングスとのプレーイン・ゲーム最終戦を105-98で制し、ウェスタン・カンファレンス第8シードを勝ち取った。

 ザイオン・ウィリアムソンがケガで欠場するなか、ペリカンズではブランドン・イングラムが24得点6リバウンド6アシスト、ヨナス・バランチュナスが19得点12リバウンド2ブロック、トレイ・マーフィー3世が16得点8リバウンド6アシストを残すなど計6選手が2ケタ得点を奪取。

 これでペリカンズは2022年以来2年ぶり通算11度目のポストシーズン進出。22日からスタートする「NBAプレーオフ2024」ファーストラウンドで、ウェスト第1シードのオクラホマシティ・サンダーと激突する。

 なお、これでペリカンズは3シーズン連続でプレーインへ参戦となった。プレーインは新型コロナウイルスの感染拡大によって中断し、再開した2019-20シーズンに初めて採用。この時シーディングゲームを含むレギュラーシーズン終了時に第8シードと第9シードが4.0ゲーム差以内の場合のみ開催となり、ウェスト8位のポートランド・トレイルブレイザーズと9位のメンフィス・グリズリーズが対戦してブレイザーズが勝利。

 翌2020-21シーズンから、各カンファレンス7位から10位でレギュラーシーズンを終えた4チームが、第7、8シードをかけて一発勝負を繰り広げるという現行フォーマットが続いている。

 ちなみに、『HoopsHype』によると、プレーイン・トーナメントの通算得点でトップに立つのは123得点のバランチュナスで、同僚のイングラムが122得点で僅差の2位。ペリカンズで3年連続プレーインを経験している両選手だが、バランチュナスはグリズリーズ時代の2020、2021年にも出場しているため、ここまで毎年この一発勝負の舞台で戦ってきた。

 2年ぶりにプレーオフという大舞台に返り咲いたペリカンズが、サンダーとのシリーズでどんな戦いを見せてくれるか。こちらも期待したいところだ。

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