2024.04.21
ニューオーリンズ・ペリカンズのブランドン・イングラムは、アメリカ代表の一員として「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ出場している。
25歳のフォワードは、ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ミケル・ブリッジズ(ブルックリン・ネッツ)、ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)とともに先発陣を形成しているのだが、本調子とは言えない状態にある。
ワールドカップ前のエキシビジョンゲーム5試合で、イングラムは平均7.8得点でフィールドゴール成功率は42パーセント。チーム全体でフィールドゴール成功率56パーセントだったこともあり、リズムに乗れていないというのが現状だ。
アメリカは8月26日のニュージーランド代表戦を99-72で制してワールドカップで白星スタートを切ったのだが、イングラムは15分35秒の出場でフィールドゴール成功率25.0パーセント(1/4)の2得点に2リバウンド3アシスト1スティールに終わっていた。
28日(現地時間27日)に『The Athletic』へ公開された記事のなかで、イングラムは自身の現状をこう話していた。
「これは自分が今までやってきたこととは全く違うものなんだ。今チームは勝っているから、自分に対してセルフィッシュになってはいけない。けど僕としてはちょっとイライラしている。だから効果的な働きができる方法を見つけようとしているところなんだ」
イングラムとしては、アメリカ代表の先発パワーフォワードとして相手ビッグマンを相手に得点を量産していたカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)やケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)のように活躍したいというのが現状なのだろう。
28日の20時40分にティップオフとなるギリシャ代表とのファーストラウンド第2戦で、イングラムが復調できるかに注目していきたい。
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