2024.06.17

今夏FA市場へ参戦するヨナス・バランチュナスがリトアニア代表としてのOQTを欠場

昨年のW杯へ出場していたバランチュナス[写真]=fiba.basketball
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 6月17日(現地時間16日、日付は以下同)。リトアニア・バスケットボール連盟は、7月3日から8日にかけてプエルトリコで開催されるオリンピック世界最終予選(以降OQT)で、ヨナス・バランチュナスニューオーリンズ・ペリカンズ)が欠場することを発表した。

 FIBAランク10位のリトアニア代表は、昨夏の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で6位に入った強豪国。その大会で、211センチ120キロのセンターとして出場したバランチュナスはいずれもチームトップの平均14.8得点8.8リバウンド1.3ブロックにフィールドゴール成功率62.5パーセントをマーク。

 ただ、今シーズンで契約が満了する32歳のベテランビッグマンは、制限なしFA(フリーエージェント)として今夏を迎えるため、OQT出場を辞退することとなった。

「残念ですが、私の人生でこの状況は初めてのことで、代表チームの選手でいることができません。チームには間違いなく帯同します。一緒にいます。練習もして、準備していきます。パリオリンピックに向けて準備していくことになると信じています。自分にできることならどんなことであれ手助けしていきます」

 そう話していたバランチュナスは、ペリカンズ在籍3年目となった今シーズンに82試合へフル出場。平均23.5分12.2得点8.8リバウンド2.1アシストにフィールドゴール成功率55.9パーセントを残していた。

 NBAで新たな契約を控えるビッグマンの欠場は、リトアニア代表にとって痛手になることは間違いない。それでも、バランチュナスが試合へ出場できなくともチームへ帯同し、裏方としてチームメートたちをサポートしていくことで、OQTを勝ち抜いてオリンピック出場権を獲得できるか注目したいところだ。

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