2025.04.10

「U18日清食品リーグ2025」の大会概要発表…ブロックリーグの方式が大幅変更

[写真]=野口岳彦
バスケ情報専門サイト

 4月10日、日本バスケットボール協会(JBA)は、高校年代のバスケットボール強豪校が集う「U18日清食品リーグ2025」の大会概要を発表。今年は「U18⽇清⾷品ブロックリーグ2025」のフォーマットが変更されることになった。

 全国の強豪男女各8チームが参戦する「U18⽇清⾷品トップリーグ2025」は、従来通りの方式。8月23日・24日に長崎のHAPPINESS ARENAで開幕すると、約3カ月間にわたって全国各地で総当たり戦のリーグ戦を実施。11月15日・16日に国立代々木競技場第二体育館で最終戦が行われる予定だ。

 大きく実施方式が変更されたのが、各地方の強豪がしのぎを削ってきたブロックリーグだ。これまでは地方毎にリーグを作って行われてきたが、今年は男女各64チームが8つのグループに分けられリーグ戦を実施することに。例えば、宮城県と千葉県、岐阜県と東京都、大阪府と愛知県など、これまでの枠を飛び越えたカードが行われることになった。

 また、ブロックリーグ出場チームの選出方法について、従来の各都道府県インターハイ予選実績に限らず、BリーグU18チームおよびクラブチームへの出場機会も創出するため、「U18日清食品ブロックリーグ参入戦」なども導入するという。

 今回の発表に際して、JBAの三屋裕子会長は「今年度は特に『U18日清食品ブロックリーグ2025』において、従来のブロック制を改編することで、より多様なチームとの対戦機会を実現し、競技力の向上を加速させることにチャレンジいたします」と説明。「JBAはこれからも、選手、指導者、審判、TO(テーブルオフィシャルズ)など、競技に関わるバスケットボールファミリーが一丸となり、リーグ戦文化の定着と発展に努め、世界を沸かす日本バスケットボール界の未来を創造してまいります」と、コメントした。

 トップリーグとブロックリーグの出場チームについては、決まり次第発表される。

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