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東山が瓊浦に競り勝ちウインターカップ16強…佐藤凪は2戦連続ダブルダブル達成

東山高校のキャプテンを務める佐藤凪[写真]=伊藤大允
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 12月25日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子2回戦が行われ、東山高校(京都府)と瓊浦高校(長崎県)が対戦。初優勝を目指す東山が70-58で勝利し、3回戦進出を決めた。

 東山は第1クォーターから司令塔の佐藤凪を中心としたオフェンスで27-12と先行したが、試合中盤は一転して瓊浦ペース。身長197センチのエモアビノエマニュエルディライトに苦しめられ、一時は最大15点差から2点差まで詰め寄られた。しかし、勝負の第4クォーター残り3分、6点リードしていた東山は佐藤久遠が連続得点を挙げて逃げ切り体制へ。最後は優勝候補の一角にも挙げられる東山が自力で上回り、反撃を振りきった。

 個人スタッツでは、東山の佐藤凪が15得点10アシスト2スティールで2試合連続のダブルダブルを達成したほか、カンダマビカサロモンも10得点13リバウンド、ウェトゥブワシャエノックも11得点10リバウンドでダブルダブルを記録。12得点の佐藤久遠、10得点の鈴木勇功も含む5選手が2桁得点を挙げた。瓊浦はディライトが20得点30リバウンド3ブロックと獅子奮迅の活躍を見せ、小畑那瑠が14得点、奥野脩雅が12得点で続いたが、勝負どころで押しきれなかった。

 ベスト16入りを果たした東山は、26日12時50分から東京体育館Dコートで行われる3回戦で、桐生第一高校(群馬県)に勝利した駒澤大学附属苫小牧高校(北海道)と、準々決勝進出をかけて対戦する。

■試合結果
ウインターカップ2025男子2回戦>
東山 70-58 瓊浦
東山|27|13|11|19|=70
瓊浦|12|17|18|11|=58

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