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Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
安齋HCは、敗戦も手応えを感じていた [写真]=B.LEAGUE
5月4日、船橋アリーナにて行われた「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」セミファイナル。敵地に乗りこんだ栃木ブレックスは、千葉ジェッツの前に8点差の惜敗となった。
試合後、会見場に現れた栃木の安齋竜三ヘッドコーチは、「出だしからアグレッシブに行けてたと思う」と序盤で14ー4とリードした立ちあがりを評価。しかし、第3クォーターと第4クォーター序盤に突き放され、一時は17点差にまで差を広げられた。それでも、第4クォーター終盤にかけ、渡邉裕規や竹内公輔が粘り強く得点し、最終スコア67－75の1ケタ点差まで縮めた栃木。これに対し、安齋HCは「途中かなり離されそうになってから、選手が明日につながるようなプレーをしてくれたので、今日の最後は絶対つながっていると思うし、自分たちのバスケットをして、また明後日につながるように、40分出しきりたいなと思います」と第3戦を見据えた。敗因を尋ねられた指揮官は「チームルールで決めてたことが、しっかり詰めれなかったこと」と一言。「75点に千葉さんを抑えられたことは、1試合とおして、自分たちのディフェンスはできた」と一定の手応えを感じていた。
第4クォーター開始3分37秒、15点ビハインドの場面で早々に最後のタイムアウトを使った安齋HC。普段ならば第4クォーター終盤に使うはずだが、今回に関してはそうにもいかなった。しかし、その作戦が功を奏し、徐々に点差を詰めることに成功した。
「リバウンドの部分は相手がアグレッシブにきたっていう部分もあるし、自分たちの集中力が少しかけだしたので、3回目のタイムアウト早めに使って、自分たちがやるべきことやらないといけないし、大勢のファンの皆さんが応援してくれていると思うので、だらしない試合だけはするなとだけ言って、そこからは、ゲームも締まったかなって」
敵地に乗りこみ声を枯らして応援してくれるファンや、栃木の地でも熱い声援を送るファンもいるだろう。そのファンの期待に応え、2連勝でファイナル進出を決めることができるのか。明日は、より一層指揮官の手腕が問われる。
