京都ハンナリーズはリベンジの場…ルーキー・寺嶋良がベンドラメ礼生、関野剛平にどう挑むか

京都ハンナリーズvsサンロッカーズ渋谷(@ハンナリーズアリーナ)
第1戦:2月8日18時5分 第2戦:2月9日14時05分

 前節、京都ハンナリーズ秋田ノーザンハピネッツとの2連戦をものにし、成績を18勝17敗と白星先行に戻した。同節からルーキーの寺嶋良をスタメンに抜擢した京都。第1戦ではシーソーゲームとなった第4クォーターに内海慎吾ジュリアン・マブンガ松井啓十郎が価値ある3ポイントを沈め3点差で勝利。相手の16本に対し、試合を通して26本のフリースローを得点につなげたことも勝因となった。

 1点差の好ゲームとなった第2戦では、デイヴィッド・サイモンに代わり第12節以来、エントリー登録されたジェシー・ゴーバンが両チーム最多の25得点21リバウンドと輝くを放つ。最終クォーターに相手の猛追に遭うも、試合終了残り12秒にマブンガが逆転弾を沈め、秋田のラストショットは惜しくもリングに嫌われた。

 今節連勝を収めれば20勝目に到達する京都だが、相手はサンロッカーズ渋谷と難敵を迎え撃つ。その渋谷も前節は2戦ともに接戦を演じたが、琉球ゴールデンキングスと星を分け合った。第1戦は延長戦までもつれ込んだ末に75−73 で白星。1点ビハインドの試合終盤、盛實海翔のスティールからチャールズ・ジャクソンが豪快なダンクシュートを叩き込み勝利を手繰り寄せた。

 第2戦では第4クォーター残り1分54秒で6点をリードする展開。しかし、そこから並里成牧隼利の得点で追いつかれると、同4秒に決勝点となるフリースローを決められ2点差で勝利を逃した。2試合とも3ポイントは5本にとどまり、リバウンド数でも下回ったことは今節で修正すべき点と言えるだろう。

 今回、ホームの京都は前回対戦時でSR渋谷に2連敗を喫しておりリベンジの場となる。11月16日の第9節第1戦ではライアン・ケリーに39得点を与えて22点差で敗れただけに、ケリーを抑えることが勝利への絶対条件となりそうだ。また、京都に新たな風を吹き込んだ寺嶋が加入してからは初対戦。勢いに乗るルーキーが東海大学の先輩に当たるベンドラメ礼生関野剛平らにどう勝負を挑むかにも注目が集まる。

■ロースター
・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
寺嶋良
ジェシー・ゴーバン
中村太地
大庭岳輝※特別指定
村上直
綿貫瞬
鶴田美勇士
岡田優介
玉木祥護
松井啓十郎
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン
久保田義章※特別指定

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
セバスチャン・サイズ
ファイサンバ
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
杉浦佑成
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔※特別指定
田渡修人

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