6月1日、宇都宮ブレックスと千葉ジェッツによる「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21」の第3戦が横浜アリーナで行われた。
ここまで1勝1敗。勝ったチームがBリーグ優勝という『最終決戦』で最初に流れをつかんだのは、千葉。佐藤卓磨と原修太の3ポイントシュートが決まるなど外角から得点を重ね、21−18とリードして第1クォーターを終える。続く第2クォーターも攻め立てて一時点差を10点に広げるが、宇都宮のライアン・ロシターや遠藤祐亮に3ポイントシュートを沈められ、35−35の同点で試合を折り返す。
タイスコアで迎えた第3クォーターは、互いに集中力を上げてディフェンスを固める。ともに15点を奪って50−50で突入した勝負の最終クォーター、千葉は序盤に逆転を許すが徐々に押し返し、試合残り5分にギャビン・エドワーズのフリースローでリードを奪う。その後試合を優位に進め、残り27秒にシャノン・ショーターの得点で67−60と勝利を確実なものにする。宇都宮も必死のオフェンスを繰り広げるが逆転には至らず、71ー62で試合終了。千葉がチーム初となるBリーグ制覇を果たした。
勝利した千葉は、エドワーズが15得点でチームトップ。ショーターが14得点、セバスチャン・サイズが12得点、富樫勇樹が10得点を挙げた。敗れた宇都宮は、遠藤が13得点、比江島慎が12得点、ロシターが11得点を挙げたが一歩及ばなかった。
■試合結果
宇都宮ブレックス 62ー71 千葉ジェッツ(@横浜アリーナ)
宇都宮|18|17|15|12|=62
千 葉|21|14|15|21|=71