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5月30日、宇都宮ブレックスと千葉ジェッツによる『日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21』の第2戦が横浜アリーナにて行われた。
第1戦に敗れてあとがない宇都宮は、この試合前半から大きくリードを手に入れる。第1クォーターでは立ち上がりから遠藤祐亮の3ポイントシュートや、速攻でライアン・ロシターとジョシュ・スコットの得点が決まる。クォーター終盤には千葉にやや追い上げられたものの、渡邉裕規の3ポイントシュート、竹内公輔のタップショットによって突き放し、最初の10分間を26-16でリードした。
第2クォーターでも宇都宮のペースは変わらず。開始からジェフ・ギブス、渡邉が3ポイントをヒットさせると、スコットもバスケットカウントで援護を行う。さらに勢いが増していくなか、ロシターもこの10分間で3ポイント2本を含む8得点と活躍し、同クォーターは宇都宮が52-32と20点リードで終えた。
迎えた後半においても、宇都宮は試合の主導権を握り続けた。第3クォーター中盤では千葉に3ポイントを許すなど、一時的に点差を詰められる場面もあった。しかし主力選手たちの安定した活躍、また同クォーター終了時に比江島慎がショットをねじ込み、68-48で終了した。
そして最終クォーターにおいても、試合終盤にギブスが2連続で3ポイントを決めるなどリードを拡大し、宇都宮が83-59で第2戦を見事に制した。
シリーズを1勝1敗とイーブンにした宇都宮は、ロシターが17得点11リバウンド6アシスト、スコットが16得点4リバウンド、ギブスが15得点4リバウンド、渡邉が10得点をマークした。
■試合結果
宇都宮ブレックス 83-59 千葉ジェッツ(@横浜アリーナ)
宇都宮|26|26|16|15|=83
千 葉|16|16|16|11|=59