2021.12.22

【川崎vs大阪】今年最後のホーム戦となる川崎と4連勝中の大阪、聖夜決戦の行方はいかに

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

川崎ブレイブサンダース vs 大阪エヴェッサ(@川崎市とどろきアリーナ)
第1戦:12月24日19時5分 第2戦:12月25日19時5分

 東地区2位の川崎ブレイブサンダースがクリスマスイブの夜に迎え撃つのは、現在西地区6位の大阪エヴェッサ。今節が今年最後のホーム2連戦となる川崎にとっては、内容としても納得のいく試合を披露して締めくくりたいところだ。

 前節の川崎は、敵地で千葉ジェッツとの首位攻防戦に臨んだ。第1戦では第3クォーターにパブロ・アギラールが11得点を挙げる活躍で逆転に成功すると、最後までリードを守り切り4点差で先勝。しかし、翌日の第2戦は78-86で敗戦。第3クォーター終了間際にバスケットカウントを決められて流れを持っていかれると、最後の10分間はクリストファー・スミスに12得点を献上して連勝とはならなかった。

 一方の大阪は、前節2連勝を飾り現在4連勝をマーク。三遠ネオフェニックスとの第1戦は、延長戦の末に90-85で競り勝ち、第2戦は第2クォーターで20-7と引き離し、11点差で勝利を収めた。

 連勝中の大阪をけん引しているのは、エースのディージェイ・ニュービル。直近4試合ではいずれも25得点以上を挙げており、この調子を維持したまま川崎撃破の立役者となれるか注目だ。大阪としては昨シーズンのチャンピオンシップで敗れたリベンジもかかるだけに、連勝中の勢いに乗り白星を奪いたい。

 今節ホームに戻る川崎は、まずは強固なチームディフェンスを発揮して失点を70点台に抑えたい。オフェンスでは前節の2試合で計36得点12アシストを記録した藤井祐眞、現在得点ランク1位のニック・ファジーカスを軸としつつも、的を絞らせない攻撃で大阪を翻弄できれば2戦連続の快勝も十分にあり得るだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
綱井勇介
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・大阪(HC:天日謙作)
青木龍史
エリエット・ドンリー
ジャワラジョセフ
デイビッド・ドブラス
ザック・モーア
中村浩陸
橋本拓哉 ※インジュアリーリスト
竹内譲次
合田怜
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン
ペリー・エリス ※インジュアリーリスト

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