2022.03.22

【名古屋D vs 三河】CSへ向け負けられない一戦…両軍の司令塔が勝利のキーマンに

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs シーホース三河(@ドルフィンズアリーナ)
3月23日19時5分

 西地区3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズが、ホームで同4位のシーホース三河と激突する。チャンピオンシップ出場を目指す両チームにとって、負けられない対戦だ。

 名古屋Dは前節、信州ブレイブウォリアーズ戦で約2カ月ぶりのホーム2連勝を収めた。第1戦は同点で迎えた第4クォーターに引き離して82-65で勝利を挙げ、第2戦は4点を追う最終クォーターに猛反撃を仕掛け、81-76で逆転勝ちした。

 シーホース三河も前節、サンロッカーズ渋谷戦で2連勝を達成。ともに90点以上を奪う攻撃力で主導権を握った。第1戦は26得点を挙げたダバンテ・ガードナーをはじめ5人が2ケタ得点を記録し、第2戦は19得点の角野亮伍を筆頭に6人が2ケタ得点をマーク。ワイルドカード争いではCSまであと一歩の3位へ浮上した。

 両チームの今シーズンの対戦成績は、名古屋Dの2勝1敗。名古屋Dは勝利した試合で相手を80得点以下に抑えたが、三河は直近5試合のうち4試合で90得点以上を記録している。それだけに、名古屋Dとしては改めてディフェンスへの意識を高めて臨みたいところだ。

 一つでも白星を積み上げたい三河は、齋藤拓実への徹底マークが必要不可欠だ。細谷将司長野誠史が集中力を切らすことなくプレッシャーをかけ続け、相手の攻撃の起点を抑えたい。

文=大橋裕之

■ロスター
・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
オヴィ・ソコ
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン ※インジュアリーリスト
狩野祐介
スコット・エサトン
坂本聖芽 ※特別指定

・三河(HC:鈴木貴美一)
ジョナサン・オクテウス ※インジュアリーリスト
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
長野誠史
アンソニー・ローレンスII
山本浩太
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

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