2022.04.19

【島根vs三遠】島根はウィリアムスニカ、三遠は田渡らガード陣がキーマン

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

島根スサノオマジック vs 三遠ネオフェニックス(@松江市総合体育館)
4月20日19時35分

 島根スサノオマジックはチーム初となるチャンピオンシップ進出を決めたが、4月10日の広島ドラゴンフライズ戦、同13日の群馬クレインサンダーズ戦で敗れ今シーズン初の連敗を喫した。両試合ともに持ち前のリバウンド力が鳴りを潜め、インサイドの攻防で後れをとったのが敗戦につながった。

 対する三遠ネオフェニックスは前節、京都ハンナリーズ戦で今シーズン初の同一カード2連勝を飾った。第1戦はターンオーバーから23点を奪うなど激しいディフェンスが功を奏し、88-87で勝利。第2戦は復帰したばかりのジャスティン・ノックスが13得点13リバウンドとチームをけん引し、63-58で競り勝った。

 ホームへ戻る島根としては、連敗は避けたいところ。直近2戦ではいずれも90失点を喫しているだけにディフェンス面での修正は必要不可欠。今シーズンからチームに加わり、インサイドの要として活躍しているニック・ケイはもちろんのこと、ウィリアムスニカの奮起にも期待したい。

 今シーズン初の3連勝を目指す三遠は、前節つかんだいい流れを持ち込めるか。ノックスやマックス・ヒサタケのリバウンドは島根にも引けを取らないだけに、ガード陣が粘り強いディフェンスを披露したいところ。田渡凌津山尚大らが、相手のキーマンであるぺリン・ビュフォードや安藤誓哉に集中を切らすことなくプレッシャーをかけ続けたい。

 文=大橋裕之

■ロスター
・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

・三遠(HC代行:清水太志郎
サーディ・ラベナ
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス
松脇圭志
常田耕平 ※特別指定
エリアス・ハリス
田渡凌
マックス・ヒサタケ
半澤凌太
津山尚大
津屋一球
山内盛久

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