2023.02.02

【茨城vs京都】東西7位同士の対戦…茨城の長距離砲を京都はいかにして防ぐか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

茨城ロボッツvs京都ハンナリーズ(@アダストリアみとアリーナ)
GAME1:2月4日15時5分 GAME2:2月5日15時5分

 茨城ロボッツは前節、シーホース三河と対戦。GAME1は第1クォーターに11点リードを得ながら、その後追いつかれる形で延長にもつれ込んだが、残り2秒のチェハーレス・タプスコットの決勝点で1点差の際どい勝負を制した。その勢いで連勝といきたいところだったが、GAME2はエリック・ジェイコブセンが欠場したこともあり、追う展開を強いられて黒星。ただ、福澤晃平が約1カ月ぶりの2ケタ得点をマークし、キャメロン・クラットウィグが初めて2ケタリバウンドを挙げたことはプラス材料。出場時間の偏りが改善されるきっかけとなるか。

 京都ハンナリーズは中地区首位の横浜ビー・コルセアーズと戦い、GAME1は4点差で白星。第3クォーターを13失点に抑えたのが大きく、17個のターンオーバーを誘ったディフェンスの勝利だった。GAME2も前半に7点リードを奪う展開だったが、後半は1点を争う大接戦となり、残り10秒に奪われたオフェンスリバウンドからの失点で、1点差で涙を飲む結果となった。とはいえ、勢いのある横浜BCと互角に渡り合ったことは大きな収穫だ。

 東地区と西地区の7位が激突するこのカード。昨シーズンは京都のホームで対戦し、京都はGAME1を5点差で制しながら、GAME2で26点差の大敗を喫した。この時は福澤の6本を含む16本の3ポイントシュートを浴びたのが致命傷となった。前節も高確率で決めている茨城の3ポイントシュートをいかに防ぐかがカギになりそうだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
トーマス・ケネディ
福澤晃平
浅井修伍※特別指定
多嶋朝飛
荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠
チェハーレス・タプスコット
中村功平
キャメロン・クラットウィグ
山口颯斗
エリック・ジェイコブセン
山口哲平 ※ユース育成特別枠
鍵冨太雅
平尾充庸
鶴巻啓太
林翔太郎
ジャワラジョゼフ

・京都(HC:ロイ・ラナ)
ジェロード・ユトフ
水野幹太
小西聖也
マシュー・ライト
ティージェー・ロール
小澤智将
久保田義章
青木龍史
淺野ケニー ※特別指定
満田丈太郎
トビンマーカス海舟
シェック・ディアロ
ザック・モーア
益子拓己 ※特別指定
小室昂大

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