【京都vs大阪】“京阪ダービー”第2戦…正司令塔が負傷の京都は水野幹太と小西聖也に期待

大橋裕之

フリーライター

京都ハンナリーズ

2023.02.11 15:05 T.O.
試合終了
かたおかアリーナ京都（京都市体育館）

大阪エヴェッサ

■京都ハンナリーズvs大阪エヴェッサ（＠京都市体育館）
GAME1：2月11日15時5分　GAME2：2月12日15時5分

　西地区7位の京都ハンナリーズは前節、茨城ロボッツとのGAME1に85－79で先勝した。シェック・ディアロとジェロード・ユトフがそろって活躍し、3ポイントシュートの成功率も40パーセントを超えた。しかし、GAME2は長距離砲が振るわず、相手の防御にも苦しんで75－90の逆転負け。正司令塔を担う久保田義章の欠場も響いた。

　その司令塔の負傷が発表されたなか、京都は3ゲーム差の大阪エヴェッサと、今シーズン2度目の“京阪ダービー”に臨む。久保田に代わって水野幹太、小西聖也のガード陣に期待がかかる。さらに、87－77で勝利した第18節の戦いでは、ディージェイ・ニュービルを12得点に抑え込んだディフェンスが勝因に挙げられるだけに、マークを担う満田丈太郎の働きは試合の流れを左右するだろう。

　一方、西地区6位の大阪は、前節のアルバルク東京戦で2連敗を喫した。GAME1では15ターンオーバーを誘ったものの66－74で敗れ、GAME2も61－68で及ばず。2戦ともディフェンスで対抗できたが、オフェンスリバウンドを与えて、失点を重ねる結果になった。GAME2ではニュービルが10得点にとどまった。

　そんな大阪は今節、改めてディフェンスにフォーカスしたい。抑えどころは2つあり、一つは相手の3ポイントシュートだ。特にマシュー・ライトはその成功率が40パーセント近いだけに、マッチアップが予想される合田怜の好守は必要不可欠。もう一つは、前回対戦で17本を奪われたオフェンスリバウンドになる。ショーン・オマラとディアロによる対決は激しくなりそうだ。

文＝大橋裕之

■ロスター
・京都（HC：ロイ・ラナ）
ジェロード・ユトフ
 水野幹太
 小西聖也
 マシュー・ライト
 ティージェー・ロール
 小澤智将
 久保田義章
 青木龍史
 淺野ケニー ※特別指定
満田丈太郎
 トビンマーカス海舟
 シェック・ディアロ
 ザック・モーア
 益子拓己 ※特別指定
小室昂大