2023.02.09

【三遠vs琉球】三遠はヒックスと佐々木隆成の出来がポイント…琉球は古巣戦の松脇圭志が躍動なるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

三遠ネオフェニックスvs琉球ゴールデンキングス(@浜松アリーナ)
GAME1:2月11日15時5分 GAME2:2月12日15時5分

 今シーズンのレギュラーシーズンでは最初で最後となる三遠ネオフェニックス琉球ゴールデンキングスの2連戦。ホームの三遠は、浜松アリーナでの2023年初勝利がかかる。

 前節、滋賀レイクスのホームに乗り込んだ三遠は、後半の失点を「30」に抑えてGAME1を8点差で勝利。しかし、続くGAME2では第4クォーターで一時逆転に成功したものの、中盤以降は立て続けに3ポイントシュート許して最終スコア84-89で敗れた。細川一輝が10本の3ポイントを沈めてキャリアハイを更新したが、チームとしては勝負どころでのミスが目立って連勝を逃した。

 琉球は前節、沖縄アリーナで富山グラウジーズを連破。インサイド陣にケガ人を抱える相手をGAME1で105-81、GAME2ではディフェンス力も光って89-65で退けた。GAME2ではこれまでケガに悩まされてきた渡邉飛勇がついにプロデビュー。第1クォーターからコートに立つと、約12分の出場で7得点と5本のオフェンスリバウンドを奪取してポテンシャルの高さを垣間見せた。

 中地区4位の三遠が西地区首位争いを繰り広げる琉球を退けるには、前節の2戦で合計34個を数えたターンオーバーを減らすことが必要不可欠。なかでも2試合連続で4ターンオーバーのアイゼイア・ヒックス、GAME2で6つのミスを犯した佐々木隆成が修正力を発揮して競り合いに持ち込みたい。対する琉球は、三遠の積極性のある守備に引っかからないことが重要。岸本隆一が落ち着いたゲームメークをすることはもちろん、古巣戦となる松脇圭志の長距離砲にも期待だ。

文=小沼克年

■ロスター
・三遠(HC:大野篤史)
サーディ・ラベナ
ヤンテ・メイテン ※インジュアリーリスト
アイゼイア・ヒックス
高橋快成 ※特別指定
太田敦也
カイル・オクイン
金丸晃輔
根來新之助
半澤凌太
佐々木隆成
細川一輝
山内盛久
ダニエル・ギデンズ
大宮宏正
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
土屋アリスター時生

・琉球(HC:桶谷大)
須藤春輝※ユース育成特別枠
ジョシュ・ダンカン
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
植松義也
渡邉飛勇※インジュアリーリスト
松本礼太
平良宗龍※特別指定
岸本隆一
松脇圭志
田代直希
今村佳太
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

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