2023.02.09

【宇都宮vs北海道】北海道がHC交代を決断…流れを変える高橋耕陽の働きに期待がかかる

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

宇都宮ブレックスvsレバンガ北海道(@ブレックスアリーナ宇都宮)
GAME1:2月11日15時5分 GAME2:2月12日15時5分

 1月を6勝3敗で終え、徐々に昨シーズンの強さを取り戻しつつある宇都宮ブレックスは、前節も新潟アルビレックスBBを一蹴し、久しぶりの“貯金”生活に突入した。GAME1は第1クォーターで31-11と圧倒し、最終的に40点差をつける会心の勝利。竹内公輔が12得点14リバウンドの“ダブルダブル”をマークし、ヤンジェミンも10得点と存在感を示した。GAME2では、初めてベンチ登録された小川敦也が18分30秒の出場で8得点4アシスト。地元凱旋で上々のBリーグデビューを飾った。

 一方、苦境から脱却できずにいるレバンガ北海道は、前節も島根スサノオマジックに力負け。GAME1はアレックス・マーフィーなどの活躍で前半に14点リードを奪いながら、第4クォーターには接戦に持ちこまれ、延長の末に敗戦。そのショックを引きずったのか、GAME2は立ち上がりから主導権を握られる難しい展開となってしまった。中断期間を前に佐古賢一ヘッドコーチの契約解除という重い決断を下し、今節からは小野寺龍太郎アシスタントコーチがHC代行として指揮を執る。

 第18節の対戦では、北海道が自慢のオフェンスを70点に抑えられて黒星を喫しているが、この試合を欠場した高橋耕陽は前節GAME1で10得点を挙げ、リードを奪った前半にチームに勢いを与えた1人。第10節からベンチスタートに回っている高橋は、流れを変える存在としてカギを握る。そしてやはり、B2山形ワイヴァンズ時代以来となる小野寺ACの采配に期待がかかる。

文=吉川哲彦

■ロスター
・宇都宮(HC:佐々宜央)
田臥勇太
笠井康平
ヤンジェミン
比江島慎
小川敦也 ※特別指定
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
高島紳司 ※特別指定
渡邉裕規
鵤誠司
喜多川修平
グラント・ジェレット
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・北海道(HC代行:小野寺龍太郎)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
ドワイト・ラモス
寺園脩斗
アレックス・マーフィー
中野司
高橋耕陽
荒川颯
桜井良太
島谷怜※特別指定
ブロック・モータム
ショーン・ロング
デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト
内藤耀悠 ※ユース育成特別枠
松下裕汰

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