2023.02.07

Bリーグが新型コロナ対策ガイドライン改正を発表…身体接触を伴うファンサービスが解禁へ

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 Bリーグは2月7日、理事会に関するメディアブリーフィングを実施した。

 新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインの改正を発表。1月27日に政府の新型コロナ対策基本方針改正を受け、収容率100パーセントで大声を許容すること、選手スタッフとの直接的身体接触を伴うファンサービスが解禁されることになった。大声許容には安全計画策定、自治体確認、チェックリストの作成と公表が必要。島田慎二チェアマンは「マスクを着用しながらですが、観戦体験としてはようやく日常に戻ることになるかなと思います」とコメントしたうえで、「実質的に今週末のゲームから採用することが可能になります。B1は今週末のゲームを終えたらバイウィークで、3月8日が次のゲーム。B2はありますけど、すでにチケットを販売しているので、すぐに対応できないのかなと。早いところで2月の後半だと聞いています。B1は3月8日のバイウィーク明けからスタートするクラブが多いのではないかと。チケットを販売していることを鑑み、ファン心理に寄り添って3月中旬、場合によっては4月にするクラブもあると聞いています。そこは自由です」と話した。

 直接的身体接触を伴うファンサービスについて、試合終了後のハイタッチやサイン会が可能に。島田チェアマンは「ルールとしてはOK。新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザが流行る時期は、感染を予防するためにマスクを着用したり、そういったサービスを取りやめたりすることもありました」と、あくまでクラブの判断で決定されることを明かした。

 政府方針改正以前から緩和を検討していたという「入場口での検温」、「関係者の会場入退時間記録」が撤廃され、「陽性発生時の情報開示基準」についてもクラブ判断に。2020-21シーズン以降の計2744試合において、入場口での確定検温で入場不可に至ったケースは11件のみだったという。

 なお、ガイドラインの全文公開は8日15時を予定されている。

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