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Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
選手復帰を果たしたギブス［写真］＝B.LEAGUE
10月21日、開幕4連敗中のサンロッカーズ渋谷は、4連勝中の長崎ヴェルカとホームの青山学院記念館で対戦した。
SR渋谷は試合の出だしから長崎のハードなディフェンスに苦しめられ、8－0のランを作られる。第2クォーターでは得点が伸び悩むなど、最大13点のビハインドを背負うが、第3クォーターでは田中大貴、ライアン・ケリー、ベンドラメ礼生が得点を量産して逆転に成功。試合終盤に同点とされるが、この場面で田中が勝ち越しの3ポイントを決め、最後は85－78でSR渋谷が勝利を飾った。
今シーズン初の白星を手にしたルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチは、クラブのSNSをとおして、「試合の前半は強度が足りておらず、戦う準備ができていなかったと思います。そのためハーフタイムにマインドセットを行い『チーム一丸となってやるべきことをやる必要がある』と言いました。後半は、選手たちがしっかりと戦ってくれてクロスゲームを勝ち切ることにつながりました」と、試合を振り返った。
新たな指揮官のもと、新チームとして初の勝利を挙げた［写真］＝B.LEAGUE
また、この試合では長崎と双方合意の上でサポートコーチ契約を解除したジェフ・ギブスが、SR渋谷の選手として復帰を果たした。43歳のギブスは9分1秒のプレータイムで1得点を記録。大黒柱のジェームズ・マイケル・マカドゥをケガで欠くSR渋谷にとっては、大きな戦力補強となった。
「プレーヤーとしてコートに戻って来れて本当にうれしい」と心境を語ったギブスは、「新しいチームになって最初の相手が長崎で、相手はタフにやってくるということをチームメートに伝えました。長崎は2年間ずっと一緒にやってきた仲間なので、試合前もジョークを言いながら過ごしていたが、いざ試合が始まったときには『勝ちたい、勝たないといけない』という気持ちで臨みました」と、古巣への思いを胸に復帰戦に臨んだことを明かした。
「この勝利を今後につなげていくために『いかなる状況でも強い気持ちで戦えば勝てる』というマインドをキープしていきたい」と語ったルカHC。注目の第2戦は、22日の14時5分から青山学院記念館でティップオフだ。
SR渋谷の巻き返しに注目だ［写真］＝B.LEAGUE
