2023.11.21

川崎の新アリーナ建設予定地が拡大決定…収容人数5000人増、“世界的”設計チームも組成

「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」6Fイメージ[写真]=DeNA、京急電鉄
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 11月21日、株式会社ディー・エヌ・エーと京浜急行電鉄株式会社は、川崎ブレイブサンダースが2028-29シーズンより使用する新ホームアリーナの建設予定地面積を拡張することを発表した。

 また、基本設計者は東京有明アリーナ、東急歌舞伎町タワーなどを手掛けた株式会社久米設計、アリーナのボウルデザイン等はエスコンフィールド北海道などを手掛けたオーバーランド・パートナーズ、外装デザインは世界的なコンペティションでも実績を残しているモロークスノキ建築設計が担当することも決まった。

 今回の建設予定地拡張により、複合エンターテインメント施設内のメインアリーナでのイベント興行時の最大想定収容人数は当初の1万人から5000人増加し、1万5000人規模に拡大。川崎ブレイブサンダースがホームアリーナとして使用する際の最大収容可能人数についても、当初の約1万人から1万2000人規模となる見込みだという。

 今年3月に始動した「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」では、最大1万5000人規模のメインアリーナのみならず、ホテルやレストラン、温浴施設、最大2000人規模の音楽ライブなどが開催可能なサブアリーナ(ライブホール)などで構成される17階建ての商業棟も建設される予定だ。

 理化学研究所によると、施設完成後の年間の経済波及効果は1273億7000万円にも上るとのこと。今後は2025年の着工、2028年10月の開業を目指し、プロジェクトを推進していくとしている。

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