2024.11.22

フィリピン代表がニュージーランド代表に勝利…カイ・ソットは19得点11リバウンドのダブルダブルを記録

ダブルダブルを記録したカイ・ソット[写真]=fiba.basketball
バスケ情報専門サイト

 11月21日、「FIBAアジアカップ2025予選」Window2が行われ、男子フィリピン代表(FIBAランキング34位)が男子ニュージーランド代表(同22位)と、ホームのモール・オブ・アジア・アリーナ(フィリピン・マニラ)で対戦。フィリピン代表の先発には、越谷アルファーズに所属するカイ・ソットレバンガ北海道に所属するドワイト・ラモスと、Bリーグで活躍する選手が名を連ねた。

 試合の立ち上がりは、ニュージーランド代表にレイアップと2本連続で3ポイントを決められると、開始約1分半で0−8とリードを奪われタイムアウト。その後、Bリーガーコンビのソットやラモスに加え、ジャスティン・ブラウンリーのシュートで反撃。20-22と1ゴール差まで詰め寄り第1クォーターを終えた。

 第2クォーターは、ニュージーランド代表の2本連続3ポイントを決められ、20−28と差を広げられる展開に。しかし、スコッティ・トンプソンやブラウンリーがレイアップや3ポイントなど幅広い攻撃で点を重ね、45-45と同点に追いつき前半を終了。

 後半に入り、両チームともに点を取り合う展開が続くが、第3クォーターの残り約3分半からフィリピン代表がシュートを立て続けに決め、残り47秒には、昨シーズン、琉球ゴールデンキングスでプレーしたカール・タマヨがこの試合の初得点をゲット。最後はニュージーランド代表に3ポイントを決め返され、72-63でフィリピン代表が9点リードで最後の10分間に。

 第4クォーターは、ニュージーランド代表のトーマス・ボーダノビッチにこのクウォーターだけで11得点を決められ、残り20秒には89−91と2点差まで詰め寄られる展開に。それでも最後はブラウンリーがフリースローを2本沈め、93-89と振り切り、フィリピン代表が勝利を収めた。

 勝利したフィリピン代表は、ブラウンリーがゲームハイの26得点に加え、11リバウンドを記録し、ダブルダブルをマークした。ソットも19得点11リバウンドのダブルダブルを記録。ラモスも11得点6リバウンド4アシストとチームの勝利に大きく貢献した。

 フィリピン代表の次戦は24日にホームで香港代表(同117位)と対戦する。

■試合結果
フィリピン 93-75 ニュージーランド
PHL|20|25|27|21|=93
NZL|22|23|18|26|=75

代表の関連記事