2018.12.23

ヤァ!ヤァ!ヤァ!ウインターカップ2018がやってきた、武蔵野の森へ行ってみよう!!

バスケットボールキングプロデューサー(事業責任者)。学生バスケをテーマにしたCM制作に携わったのがバスケに関する初仕事。広告宣伝・マーケティング業務のキャリアが一番長いが、スポーツを仕事にして15年。バスケどころの福岡県出身。

 12月23日、武蔵の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)にて「SoftBankウインターカップ2018 平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。早朝から出場チームの応援団、保護者、ウインターカップファンなど大勢のバスケットボールファンが会場に訪れた。9時から女子1回戦が行われ、熊本国府高校(熊本県)vs高岡第一高校(富山県)など計4試合が同時にスタート。各コートで好ゲームが繰り広げられ、アリーナは早くも熱気に包まれた。

 今年のウインターカップは“高校バスケの聖地”東京体育館の改修工事に伴い、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で使用される新設競技会場第1号として建設された武蔵野の森総合スポーツプラザでの開催となった。同会場は東京2020オリンピックではバドミントンと近代五種のフェンシングが、東京2020パラリンピックでは車いすバスケットボールの会場としてそれぞれ使用される。

 会場こそ変更があったものの、今年のウインターカップも、大会限定の特徴的なブースが数多く出展される。その中からいくつかを紹介していこう。京王線飛田給駅から会場へ向かうアプローチ、いよいよアリーナが見えてくる付近に最初に見えてくるのが、JSPORTSブース。ここでは71回大会にちなんで、7.1秒以上のボール回しをクリアした参加者にウインターカップタオルがプレゼントされる。気分を盛りあげるためにもまずは、ここでボールをグルッ、グルッ回して気持ちを高めることをお勧めしたい。もしもデートでウインターカップを訪れている方も、恥ずかしがることはない。2人で挑戦して甘酸っぱい思い出を作っておけば、記念に残ること間違いなしだ。

 続いて目に入るのが、会場左手に見えてくるENEOSブース。24日の14時30分からはWリーグ・JX-ENEOSサンフラワーズに所属の藤岡麻菜美(千葉英和高校卒)ら4名の、28日は9時30分から吉田亜沙美(東京成徳高校卒)、渡嘉敷来夢(桜花学園高校卒)、宮澤夕貴(金沢総合高校卒)によるサイン会とトークショーが予定されている。ウインターカップを彩った名選手たちの高校バスケへの想いを聞くことができる貴重な機会となるはずだ。

 また、このブースのすぐ脇には車いすバスケットボールの体験コーナーも設置されており、普段なかなか乗る機会がない競技用の車いすに試乗して、実際にドリブルやシュートを体験することができる。なお、同コーナーでは2000年シドニーパラリンピックで銅メダリストの上村知佳さんによるクリニックも複数回実施される。タイミングが合えば是非参加して、その魅力を学んでみたい。

 そして、アリーナ入り口。もはやウインターカップのモニュメントとして欠かせない存在となったモルテンの巨大なバスケットボールは今年も健在。特に今年は「あの年は武蔵野の森で試合があって……」と言う思い出話のネタにするためにも、記憶にも記録にも巨大バスケットボールを残しておきたい。

 巨大ボールでインスタ映えをした後には、AIR JORDAN XXXIII(エア ジョーダン 33)チャレンジコーナーに立ち寄りたい。実際にAIR JORDAN XXXIIIを履いて動いて体験して、大会7日間をとおして最も速く動けた参加者から男女1名ずつにAIR JORDAN XXXIIIがプレゼントされるという。参加して楽しく、観ても楽しいこのコーナー。奥に位置するNIKEの物販ブースと併せて必ず訪れておきたい。

 また、一般に公開されているブースではないが、バスケットLIVEでは大会期間中、会場内に撮影ブースを常設している。昨年から実施され、話題になったウインターカップの新たな名物『熱冬カメラ』。真冬の寒さにも負けない「熱い」チームコメントを各出場校部員がブース内で撮影。この映像に対する投票をTwitter上で受け付けし、大賞チーム(男女各1校)には記念品がが贈呈される。オフコートの覇者になるのは一体どこの高校か、“裏ウインターカップ”の行方にも是非注目しよう。

 まだまだ紹介しきれないが、朝日新聞に大会記念号外無料プレゼントブースや、スポーツサプリメントブランド「ザバス」によるガラガラ抽選会など様々な催しが行われる。高校バスケ界日本一へ向けて各コートで繰り広げられる名勝負を堪能しつつ、スキマ時間で様々なコンテンツを楽しむことができるウインターカップ。クリスマス、大晦日に年賀状書き、大掃除ととにかく忙しい年末ではあるが、武蔵野の森まで足を延ばす価値は十分にある平成最後のウインターカップ。ぜひ現地へ足を運んでみてはいかがだろうか。

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