2019.05.02

2019年の女子注目選手(6)森岡奈菜未(大阪薫英)「『自分がやらなアカン』と主将を志願したエース」

「今年はチームを日本一に」と強い決意を示す森岡[写真]=田島早苗
取材歴15年目でミニバス、中学、高校、大学、トップリーグに日本代表と様々なカテゴリーをカバー。現場の“熱”を伝えるべく活動中。

4月から新学期がスタートし、高校バスケ界では各チームにルーキーたちが加入。昨年の1、2年生も学年が1つ上がり、ここから本格的なチームづくりを図っていく。今回、バスケットボールキングでは2019年に注目すべき選手を独自にピックアップした。

■女子注目選手(6)森岡奈菜未(3年/大阪薫英女学院高校/大阪府)

 得点やリバウンドなどで、昨年のウインターカップ準優勝に一役買った森岡奈菜未。3年生となった今年は、より一層得点源としての役割が課せられており、自身も「ディフェンスが2、3人と寄ってきた時にパスをさばくだけなら簡単なこと。そこからどう自分の得点につなげていくかが課題です」と、得点に対して貪欲な言葉を発する。

 その森岡は、新チームになって自らキャプテンを志願。「技術のなかった私を使ってもらい、2年生からはスタートで出させてもらいました。そこで良いことも失敗したことも経験もさせてもらったので、『自分がやらなアカン』という思いが出てきました」と、理由を語る。それでも、伝統校のキャプテンを担うのは簡単な覚悟ではできない。キャプテンをやろうという思いが湧いてからもしばらくは悩んだが、最終的には3つ上の先輩である大阪人間科学大学の金田愛奈(大阪薫英高卒)に相談し、金田からの後押しが志願するきっかけになったとも教えてくれた。

「ポストでボールをもらって、そこからのパワープレーなど限られた仕事をやり、ただリバウンドを取っていたのが1、2年生の時。でも、今年はどこからでも得点につなげていけるように、困った時に自分が得点にいかないといけない。幅広いプレーをしてチームを日本一に連れていきたいです」と、キャプテン森岡の決意は固い。

写真・文=田島早苗

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