2023.01.04

堀内桜花(京都精華学園)「決勝で17リバウンドを記録した167センチの2年生ガード」/WC2022女子ベスト5

2年生ながら司令塔として京都精華学園をけん引した堀内桜花[写真]=バスケットボールキング
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 京都精華学園高校(京都府)の初優勝で幕を閉じた「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」女子の部。本稿では、決勝終了後に発表された大会ベスト5の選手たちが、今大会においてどのような成績を残したのか、各試合における成績を中心に振り返っていく。女子部門第3回となる今回は、優勝・京都精華学園高校(京都府)の堀内桜花をピックアップする。

堀内桜花(京都精華学園2年)

・2回戦 85○63 県立小林高校(宮崎県)
 ∟31分35秒出場/4得点/3P 0/1/9リバウンド/3アシスト/2スティール/0ブロック
・3回戦 81○35 慶誠高校(熊本県)
 ∟23分26秒出場/9得点/3P 1/2/5リバウンド/1アシスト/2スティール/1ブロック
・準々決勝 84○45 東京成徳大学高校(東京都)
 ∟36分15秒出場/0得点/3P 0/2/5リバウンド/4アシスト/1スティール/0ブロック
・準決勝 70○47 東海大学付属福岡高校(福岡県)
 ∟38分17秒出場/13得点/3P 1/1/13リバウンド/4アシスト/2スティール/0ブロック
・決勝 99○81 札幌山の手高校(北海道)
 ∟38分51秒出場/9得点/3P 0/1/17リバウンド/8アシスト/4スティール/0ブロック
・合計:168分24秒出場/35得点/3P 2/7 28.6%/49リバウンド/20アシスト/11スティール/1ブロック

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 前回大会では1年生ながら先発ポイントガードを務め、チームの準優勝に貢献した堀内桜花。今年は夏場のケガを乗り越え、司令塔としてチームを念願のウインターカップ初優勝に導いてみせた。

 大会序盤こそコーチから「ちょっと時間かかっています」と評されるパフォーマンスとなったが、尻上がりに本来の実力を披露。決勝ではかねてより定評のパス能力の高さを見せつけ、8アシストを記録した。

 さらに、特筆すべきはそのリバウンド能力の高さ。167センチと決して上背のある選手ではないが、積極果敢にリバウンドに飛び込みボールを掴み取った。記録した49リバウンドのうち21本がオフェンスリバウンド、決勝では実に10本のオフェンスリバウンドを記録している。

 視野の広さで味方の得点をお膳立てし、果敢なオフェンスリバウンドで数々のセカンドチャンスを創出した堀内。3年生となる来年の活躍にも、大きな期待がかかる。

[写真]=伊藤大允