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劇的勝利を果たした安城学園 [写真]＝バスケットボールキング
12月23日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた女子1回戦で安城学園高校（愛知県）と鵬学園高校（石川県）が対戦した。
試合は序盤から安城学園が西田美咲や三浦心愛を中心に得点を重ね、主導権を握ることに成功。第1クォーターを22－11で終えると、続く第2クォーターには村田優希の3ポイントなどでさらに点差を広げ、49－34で試合を折り返した。
後半に入ると、鵬学園は片岸風花を中心としたオフェンスで怒涛の追い上げを見せ、一時は1点差まで肉薄。その後も一進一退の攻防を見せ、第3クォーターは71－68と安城学園の3点リードで終了。
迎えた最後の10分間。鵬学園は序盤にヌドゥブエゼ オニニエチ グレイスの得点で逆転に成功。その後はリードチェンジを繰り返す展開となるなか、迎えた試合時間残り5秒に安城学園が西田の得点で再び1点のリードを奪うことに。
結局この得点が決勝点となり、安城学園が95－94で激戦を制して大阪薫英女学院（大阪）が待つ2回戦へと駒を進めた。安城学園は西田が27得点、杉本七海が26得点を記録。一方の鵬学園はグレイスが29得点、片岸が27得点をマークするも、惜敗を喫することとなった。
■ウインターカップ2023・女子1回戦
安城学園 95－94 鵬学園
安城学園｜22｜27｜22｜24｜＝95
鵬学園 ｜11｜23｜34｜26｜＝94
