2023.12.23

男女ともに初優勝校が誕生…開志国際と京都精華学園が悲願の日本一/ウインターカッププレーバック 2022年

開志国際と京都精華学園が初めて冬の日本一に [写真]=伊藤大允
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12月23日から29日にかけて東京体育館、武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が行われる。本記事では過去大会をプレーバック。2022年大会を振り返っていく。

 男女ともに初優勝校が誕生した。男子の開志国際高校(新潟県)は2回戦から仙台大学附属明成高校(宮城県)、前橋育英高校(群馬県)、東海大学付属諏訪高校(長野県)を相手にいずれも快勝。藤枝明誠高校(静岡県)との準決勝では介川アンソニー翔が決勝点を沈め、78-76で競り勝った。決勝は福岡第一高校(福岡県)と対戦。5点ビハインドで迎えた第2クォーターに相手を9得点に抑えると、その後も相手を上回り、88-71で悲願の初優勝を飾った。

 開志国際から介川アンソニー翔、武藤俊太朗、バシール ファイサル モハメッド、福岡第一から轟琉維、城戸賢心がベスト5に名を連ねた。

開志国際をけん引した介川アンソニー翔 [写真]=伊藤大允

 京都精華学園(京都府)は県立小林高校(宮崎県)との初戦を85-63で制すと、慶誠高校(熊本県)、東京成徳大学高校(東京都)、東海大学付属福岡高校(福岡県)を相手に、いずれも20点以上の点差をつけて勝利。決勝戦では札幌山の手高校(北海道)と対戦すると、イゾジェ ウチェ(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)が35得点18リバウンド5アシスト1スティール2ブロックと攻守両面で活躍し、99-81で初めて冬の頂点に立った。

 京都精華学園からはウチェに加え、八木悠香、堀内桜花もベスト5入り。札幌山の手の森岡ほのか(日立ハイテククーガーズ)、岡井遥香も選出された。

 2022年大会の上位4校とベスト5は以下のとおり。

■男子
優勝:開志国際高校(新潟県)
準優勝:福岡第一高校(福岡県)
3位:藤枝明誠高校(静岡県)/中部大学第一高校(愛知県)

・ベスト5
武藤俊太朗(開志国際)
介川アンソニー翔(開志国際)
バシール ファイサル モハメッド(開志国際)
轟琉維(福岡第一)
城戸賢心(福岡第一)

男子ベスト5に選出された選手たち [写真]=伊藤大允

■女子
優勝:京都精華学園高校(京都府)
準優勝:札幌山の手高校(北海道)
3位:東海大学付属福岡高校(福岡県)/岐阜女子高校(岐阜県)

・ベスト5
イゾジェ ウチェ(京都精華学園)
八木悠香(京都精華学園)
堀内桜花(京都精華学園)
森岡ほのか(札幌山の手)
岡井遥香 (札幌山の手)

女子ベスト5に名を連ねた選手たち [写真]=伊藤大允