2023.01.03

森岡ほのか(札幌山の手)「個人3部門トップ、チームを11年ぶりの決勝に導いた絶対的エース」/WC2022女子ベスト5

札幌山の手のエースとしてチームを11年ぶりの決勝に導いた森岡[写真]=伊藤大允
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 京都精華学園高校(京都府)の初優勝で幕を閉じた「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」女子の部。本稿では、決勝終了後に発表された大会ベスト5の選手たちが、今大会においてどのような成績を残したのか、各試合における成績を中心に振り返っていく。女子部門初回となる今回は、準優勝・札幌山の手高校(北海道)の森岡ほのかをピックアップする。

森岡ほのか(札幌山の手3年)

・1回戦 105○51 三田松聖高校(兵庫県)
 ∟37分7秒出場/41得点/3P 9/12/8リバウンド/3アシスト/1スティール/3ブロック
・2回戦 106○83 済美高校(愛媛県)
 ∟33分20秒出場/22得点/3P 1/4/9リバウンド/11アシスト/4スティール/0ブロック
・3回戦 100○96 明星学園高校(東京都)
 ∟40分出場/30得点/3P 3/7/3リバウンド/8アシスト/2スティール/0ブロック
・準々決勝 92○76 千葉経済大学附属高校(千葉県)
 ∟25分13秒出場/18得点/3P 0/1/6リバウンド/2アシスト/0スティール/1ブロック
・準決勝 98○68 岐阜女子高校(岐阜県)
 ∟40分出場/23得点/3P 2/9/8リバウンド/7アシスト/5スティール/0ブロック
・決勝 81●99 京都精華学園高校(京都府)
 ∟40分出場/31得点/3P 5/14/4リバウンド/7アシスト/3スティール/0ブロック
・合計:215分40秒出場/165得点/3P 20/47 42.6%/38リバウンド/38アシスト/15スティール/4ブロック

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 1年次から札幌山の手のキャプテンを務め、今夏はU18女子日本代表として「FIBA U18女子アジア選手権大会2022」に参加。大会前には、アーリーエントリーでWリーグの日立ハイテククーガーズに加入することも発表されていた森岡。

 世代屈指の選手として注目が集まるなか、同選手は1回戦でいきなり9本の3ポイントを含む41得点と、周囲の期待に応える活躍ぶりを見せた。174センチの長身を生かしてインサイドでも戦えるが、本職はポイントガード。2回戦の済美高校戦での11アシストを筆頭に、大会を通して平均6.3アシストを記録するなど司令塔としての活躍も目立った。

 6試合で記録した165得点、38アシスト、3ポイント20本成功という記録は、それぞれ今大会トップの記録。15スティールは大会2位の記録となっている。稀代のオールラウンダーとも評される彼女の活躍なくして、札幌山の手の11年ぶりとなる決勝進出はなかっただろう。

[写真]=バスケットボールキング