2022.12.29

開志国際が悲願のウインターカップ初制覇! 福岡第一に17点差快勝、介川が30得点で勝利の立役者に

初のウインターカップ制覇を果たした開志国際[写真]=伊藤大允
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 12月29日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子決勝が行われ、福岡第一高校(福岡県)と開志国際高校(新潟県)が対戦した。

 2019年以来3年ぶりの優勝を目指す福岡第一は、轟琉維、城戸賢心、平岡倖汰、ニャン アマドゥ マクター、小田健太が先発。一方、初の頂点を狙う開志国際は武藤俊太朗、介川アンソニー翔、澤田竜馬、平良宗龍、バシール ファイサル モハメッドがスターティング5に名を連ねた。

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 試合は轟の得点でスタート。その後開志国際が11連続得点をマークするが、福岡第一が連続3ポイントシュートで反撃。第1クォーター中盤からは得点の奪い合いとなり、27-22と福岡第一がリードして終える。
 
 続く第2クォーターは開志国際が優位に進める。平良の4連続3ポイントシュート、澤田の長距離砲が決まって残り6分10秒には27-39と点差が2ケタに拡大。終盤には介川が力強いアタックで得点を挙げ、このクォーターだけで25得点を奪い、36-47で試合を折り返した。

 悲願の初優勝へ向け、前半をリードで終えた開志国際。第3クォーターでは立ち上がりに武藤、バシールが連続で得点を決めると、介川や中島遙希がオフェンスリバウンドから押し込み、徐々に点差を広げていく。

 48-64で迎えた最終クォーター、福岡第一の猛反撃を受けて一時9点差まで縮められてしまうが、武藤や介川を中心に着実に得点。その後攻撃の手を緩めることなく得点を重ね、71-88で開志国際が勝利し、ウインターカップ初制覇を果たした。

 優勝した開志国際は、介川が30得点、武藤が20得点11リバウンド、バシールが16得点22リバウンドを挙げ、勝利の立役者となった。
 

■試合結果
福岡第一|27| 9|12|23|=71
開志国際|22|25|17|24|=88